好きで好きで好きで。　【ARS】 (ページ26)

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舞台　ページ26

今日はニノと舞台を見に行く日。

映画の時と同じように、暗くなったら入っていくから先にいてって言われて。

前回もそうだったけど、今回も・・・・・なんかほんとに来るのか不思議。

とりあえずもらったチケットとパンフレットを持って関係者席に座る。

なんか緊張するなーって開いたパンフの文字、全然頭に入ってこない。

そしたらケータイが振るえて

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今着いたから、暗くなったらいくね。

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そして暗くなった時、隣の席に人が座った。

二宮「おまたせ。」

キャップも何もかぶってないニノが隣にいた。

.

「ねぇ・・・・・大丈夫なの？」

二宮「えっ？あー大丈夫。だって誰もおれだって気づいてなかったでしょ？(笑)」

ニノのいきつけのゴハン屋さんの個室で二人向き合っている。

「怖くて周り見る余裕なかったよ・・・・。」

二宮「まぁまぁ。大丈夫ですよ。Aちゃん素人だし手つないでいたわけじゃなし。あんだけ離れて歩いててとても連れだとは思わないでしょ？(笑)」

「そんなもの？」

二宮「人なんて意外と周り見て歩いてないですよ。」

「そんなもんか・・・。」

二宮「それより何飲むの？ビール？」

「うん！」

二宮「なにその変わりよう(笑)」