56．それは、永遠の愛言葉。 ページ41
大きな木製の扉が開くと、一瞬で心奪われたあの運命のドレスを着たAがお義父さんと一緒に一歩、また一歩とこちらへとやって来る。
キヨ「(やばい、すげぇ綺麗…)」
試着の時とは比べ物にならないほど、美しい姿のAに目を奪われる。
A父「拓哉くん、私の大事な娘を頼んだよ。」
キヨ「はい」
スッと自分の腕からAの手をとって、俺の手に重ねたお義父さん。その瞳は少しだけ潤んでいるようだった。
キヨ「めちゃくちゃ綺麗」
「キヨは凄くカッコいいね。」
そう言葉を交わして、Aと共に前を向く。目の前には優しく微笑む牧師さん。
お決まりの台詞を聞いて、応えて、向き合って目を合わせる。
キヨ「これから先もずっと、Aだけが好きだし、愛してるよ。」
そう囁いて、キヨが私の薬指に指輪を嵌める。
「私もキヨが大好きで、キヨを世界一愛してる。」
同じように囁いて、そっとキヨの薬指に指輪を嵌める。
指輪の交換を終えて、キヨが私のベールを持ち上げて、優しく口づけを交わせば、沢山の拍手がチャペルを包んだ。
＊
＊
＊
「すごぉい！！！さすがスイートルーム、景色最高！！！」
キヨ「部屋ひっっっろ！！うおっ、シャワールームがガラス張り！笑」
「なにそれ恥ずかしい(笑)…え！キヨ、ベッド超広いよ！キングサイズ！」
キヨ「やべー！！笑」
結婚式を終えて、今日はこのまま会場となったホテルのスイートルームに宿泊をする。
スイートルームなんて初めてで、俺もAもテンションMAXではしゃぎまくってる。
キヨ「A、風呂めちゃくちゃ広い！一緒に入ろうぜ！」
「…え」
キヨ「レッツゴー！」
「ちょ、ちょっと待った！！入るとは言ってないよ！？」
聞こえないフリをして半ば強制的にバスルームに向かう。
「強引すぎる」
ムスッとした顔で俺を見るA。
キヨ「薔薇風呂とかヤバイな(笑)」
「無視か！」
キヨ「ぶっ、…やったな！」
「ぎゃあっ」
パシャッと顔面に風呂の湯をかけられる。仕返しに俺はAを自分の腕の中に閉じこめた。
キヨ「ぎゃあって……もっと色気のある声出せよw」
「離してよ！恥ずかしい！」
キヨ「なにを今更(笑)」
ニヤリと笑ってAの首筋に吸い付けば、ビクッと身体を震わせる。
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ぽるかどっと(プロフ) - ゆきこさん» ゆきこ様☆コメントありがとうございます！現在、新たな実況者物語を開始しました！そちらは毎日更新予定なので良かったら読んでみて下さい！！ (2018年12月19日 21時) (
レス) id: 927052c14b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごく、神作品でした！良ければ、他にも更新してくださると嬉しいです！！ (2018年12月19日 21時) (レス) id: e5cd4b3def (このIDを非表示/違反報告)
ぽるかどっと(プロフ) - あっしゅさん» わー！ありがとー☆新作も凄く長くなりそうだけど、お付き合い下さいませませー！笑 (2018年12月19日 7時) (レス) id: 927052c14b (このIDを非表示/違反報告)
あっしゅ(プロフ) - 完結おめでとー！！新作も読みまくります！！ありがとうございました！！ (2018年12月19日 6時) (レス) id: 8f4fdba1cb (このIDを非表示/違反報告)
ぽるかどっと(プロフ) - ぽる。さん» ぽる。様☆ありがとうございます！！！嬉しいお言葉でございますっ(＞＜)新作は明日、早速公開予定なので良かったら読んで下さい！ (2018年12月18日 21時) (レス) id: 927052c14b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽるかどっと | 作成日時：2018年12月2日 16時
