検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:69,168 hit

47. ページ47

北人side


お手洗いに行くと言ってお会計をする。いつも先輩たちがやってくれるようにかっこよく見られたいなって思ったから。それでもお金を払うよと言うAちゃん。律儀で素直でいい子。お財布なんて出さずに奢ってもらうのが当たり前みたいな子もいるけどこうやって払おうとしてくれるだけでありがたい。


本当はご飯だけのつもりだったけどまだ一緒にいたくてこの後やりたいところがあるなんて言っちゃった。


疲れた時とか落ち込んだ時とかにいく秘密の夜景が綺麗な公園。Aちゃんに教えちゃおっかな。


「この後さ、寄りたいところあるんだけどいい?ここからそんな遠くないから散歩がてらに一緒に行かない?」

A「うん!いいよー。」

そう言って他愛のない話をしながら歩く。


A「わっ、!」

つまづくAちゃんの腕をとっさに掴む。おっちょこちょいなところも可愛いなって思って、そのまま手を繋いだ。

「危なっかしいから、ほら手貸して?」

A「え、あ、うん。」

照れながらも手をつないでくれて少し後ろをついて歩いてる。たまに道に咲いてる花を見て少し手を引っ張られたり、あのお店かわいいって指をさしたり。全部に興味津々で見てて飽きない。

48.自覚→←46.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
305人がお気に入り
設定タグ:吉野北人 , THERAMPAGE , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年11月18日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。