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北人side
飲まないというAちゃん。いつか一緒に飲んでみたいな。
その後も美味しそうに食べるAちゃん。美味しそうに食べる子って見てて幸せ。
本当にこの感じは久しぶりで一緒にいるだけでドキドキするとかこの歳になってそんなこと言ってるのかよ自分、って思うけどどんどん自分の気持ちに嘘がつかなくなっていく。
綺麗な食べ方をするAちゃんに胸が高鳴る。意識せずにあーんしようとしちゃうとか自分でも信じられないけど少しでも近くにいたい。
個室だからそんなに距離はない。目の前にいるAちゃんと目が合う。
「ねぇ、こっち来て。」
A「え?」
「こっち、隣座って?」
そういうと不思議そうな顔をしながら隣に座るAちゃん。ちゃんとした真剣な気持ちだって伝えたい。
「俺、芸能人だし遊んでるってイメージがあるかも知れないけどAちゃんのこと遊びって思ってないから。」
A「う、うん。」
「信じて欲しい。俺が遊び人ってイメージ持たないでね。笑」
A「もちろん信じるし、そんなこと思ってないよ。笑」
芸能人だからって近寄ってきてるわけじゃなくて素の自分を信じてくれるって言ってくれた気がして嬉しかった。笑顔でそう言ってくれたAちゃんにもっとキュンとしたのは自分の中だけでの秘密。
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作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年11月18日 16時