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北人side
A「何にいたしますか?」
「このカフェラテとベリーのパウンドケーキ1つずつお願いします。」
A「はい!カフェラテはホットとアイスございますがどちらになさいますか?」
「じゃあ、ホットでお願いします。」
A「かしこまりました。少々お待ちください!」
何か声をかけようと思ったけど、心臓がバクバクで何も言えなかった。
自己嫌悪に陥りながらも次来たときは絶対に何かようと決心する。
しばらくすると、
A「お待たせしました。こちらカフェラテとベリーのパウンドケーキでございます。ごゆっくりお過ごし下さいませ。」
と彼女が持ってきてくれた。
やばい、なんか言わなきゃ。
焦って変なこと言いそう。
とりあえず何か言おう!
「あ、あの!お、俺のこと見たことありません、か?」
やばい、俺変なこと言っちゃってるし…。
彼女は考え込むような顔をしたと思ったら
今度は焦ったような顔をして、
A「すみません!やっぱりどこかでお会いしたことありましたか?なんとなくそんな気はしてたんですけど思い出せなくて…ほんとすみません!」
と頭を下げてくれる。
引かれると思ってたけどこんな純粋な反応をしてくれて驚いた。
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作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年11月18日 16時