検索窓
今日:6 hit、昨日:10 hit、合計:69,146 hit

9. ページ9

北人side


A「何にいたしますか?」

「このカフェラテとベリーのパウンドケーキ1つずつお願いします。」

A「はい!カフェラテはホットとアイスございますがどちらになさいますか?」

「じゃあ、ホットでお願いします。」

A「かしこまりました。少々お待ちください!」


何か声をかけようと思ったけど、心臓がバクバクで何も言えなかった。

自己嫌悪に陥りながらも次来たときは絶対に何かようと決心する。


しばらくすると、

A「お待たせしました。こちらカフェラテとベリーのパウンドケーキでございます。ごゆっくりお過ごし下さいませ。」

と彼女が持ってきてくれた。

やばい、なんか言わなきゃ。
焦って変なこと言いそう。

とりあえず何か言おう!

「あ、あの!お、俺のこと見たことありません、か?」

やばい、俺変なこと言っちゃってるし…。


彼女は考え込むような顔をしたと思ったら

今度は焦ったような顔をして、

A「すみません!やっぱりどこかでお会いしたことありましたか?なんとなくそんな気はしてたんですけど思い出せなくて…ほんとすみません!」

と頭を下げてくれる。

引かれると思ってたけどこんな純粋な反応をしてくれて驚いた。

10.→←8.再会



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
305人がお気に入り
設定タグ:吉野北人 , THERAMPAGE , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年11月18日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。