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126. ページ26

北人side


少し早く目が覚めると、
隣にはAちゃんの寝顔。


幸せそうに眠るAちゃんをみて、
思わず頬が緩む。


顔にかかった髪を避けると

A「ん…。」

起きそう、危ない危ない。


そのまま見つめているとゆっくりと開く目。

なぜかわからないけど
咄嗟に目を瞑ると

A「んふふ、幸せだな〜。」

ってかわいい声が聞こえる。


完全に起きるタイミング逃したけど
この幸せをずっと感じてたくて
そのまま目を閉じる。


隣から起き上がる音が聞こえて、
咄嗟に腕を掴むと
力なくこっちに倒れ込む。

昨日と同じ…。

おはよ、といえば微笑んでくれて、
もし一緒に住んだら
毎日幸せに起きられるんだろうな。


その後朝ご飯を作ってくれて、
朝からずっと幸せな気分。


A「北人くん、今日お仕事は?」

「年始だからないよ。」

A「そっか、よかった。」

「んふふ、幸せだなー。」

A「ねー、…あれ?おせち食べてない。」

「あ、本当だ。
でも朝ご飯美味しかったよ。」

A「そっか、忘れてた。」

「いいじゃん、今が幸せなんだから。」

A「……///、うん。」


今年一年も頑張る、
それだけじゃなくて
Aちゃんを守れるように、って
もう一つ目標が増えた。

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作者名:Jellyfish | 作成日時:2022年1月14日 20時

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