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北人side


A「さすがに自分で食べれるよね笑」

そういう彼女に冗談っぽく、

「えー、食べさせてくれないのー?笑」

と返した。

A「そんな冗談言えるんだったら食べられるでしょ?はい、どうぞ。」


と、笑いながら渡してくれて、朝から優しい香りがする卵雑炊を食べる。


携帯を確認するとマネージャーから連絡が入っていて

マネージャー今日の仕事別の日に動かしておいたから今日はオフ!
北人ありがとう。ごめんね、迷惑かけて。
マネージャーいえいえ、その代わり他の日に溜まっちゃうところあるかもしれないからゆっくり休んでねー。
北人まじでありがとう!ほんと感謝してます!

返信すると了解。とスタンプが返ってきていて改めて感謝する。


A「今日お仕事あるの?」

「いや、マネージャーが仕事の日ずらしてくれたみたいだから今日はオフにしてくれたみたい。」

A「そうか、それならよかった。熱測ってみる?」

「うん、ありがとう。」

熱を測ってみると37度3分。普段よりは高いけど辛かった時よりかはだいぶ熱も下がった。

「Aちゃんは今日仕事は?」

A「今日は、水曜日?だよね?あ、私もお休みだった!」

日付忘れちゃってたって笑うAちゃん。自分の休みとか気にせずに看病してくれる優しさに胸が高鳴った。

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作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年12月3日 17時

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