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76. ページ26

北人side


しばらくしてみてもまだ話してるAちゃん。


親しげに名前を呼び捨ててで呼んでる。

まだ俺も呼んだことないのに。


店長が同級生というのは間違えでは無さそう。


コーディネートをしてもらって嬉しそうにしてるけど
俺が初めてって言ってたし?

それは誰にも覆せないし?

なんて誰に対して怒ってるのかわからない
意味のないことを考えながらその様子を見届ける。


ずっと見ているのはさすがに変な人だから
ちょいちょい見つつコーヒーとケーキを楽しむ。

今日も安定に美味しい。


コーディネートが終わったのか
お見送りするAちゃん。


その隙を見て話しかけに行く。


「Aちゃん?」

A「あ、北人くん!体調は大丈夫?」

「大丈夫だよ、ほんとありがとね!」

話してすぐに体調心配してくれる。

A「いやいや、よくなってよかったー!」

「Aちゃんのおかげです、ってことで
今夜ご飯行かない?」

何も気にしてないフリを装って内心はバクバクしながら
Aちゃんのことを誘う。

A「え、いいの?!行きたい!」

「じゃあいこーよ!もうすぐで終わる?」

A「終わる!」

「じゃあ店の外で待ってる。」

A「ありがとう!」

そんな会話をして店の外でAちゃんの様子を見ながら
待っていた。

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作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年12月3日 17時

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