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93. ページ43
北人side
「…という話なんですけれども。」
壱馬「いつの間にそんな展開になっとんたんか。」
慎「壱馬さん知ってたんですか？」
壱馬「そうそう、レコーディングの時になー。」
陸「そうそう、北ちゃんがいい歌歌ってたんだよねぇ。」
「あ、陸さん！それ言わないでください！」
いつから話を聞いてたのか、楽しそうに話してる陸さん。
陸「なんで、いいことじゃん。笑」
「いやいや、こんな話じゃなくて今の状況の話ですよ！」
樹「俺は別にいいと思いますけど。」
慎「俺もいい感じな気はしますけどね。
だってクリスマスに呼んで来てくれたんですよね、
それならまず彼氏はいなさそうだし。」
壱馬「たしかにな。ま、早いって感じる人もいるかもやけど。
それは人それぞれだからなぁ。」
陸「俺もいいと思う。
女の子の方から裾掴んできたんでしょ？
それはもう好きな人にしかやらないと思う。」
「そんなこと言われたら、
それこそ舞い上がっちゃいますよ？」
壱馬「いいんやない？盛り上がったって？笑」
陸「そうだよ！いい歌歌えるんだし？笑」
「もう、からかわないでくださいよ！
真面目なんです！」
樹「いいっすね、真面目な恋。」
慎「羨ましいです。」
「もう、考える気ないでしょ。」
そんなこんなで、からかわれながら
リハーサルの始まる時間まで話した。
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作者名：Jellyfish | 作成日時：2021年12月3日 17時
