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北人side
Aちゃんに看病してもらってだいぶ良くなった。
ぐっすり寝て次の日の朝。
昨日はここにAちゃんがいたんだなと思いながらも
準備をする。
せっかくだったら料理してくれてるところも見たかったな。
洗面所で顔を洗って髪をセットする。
クローゼットに入っている服を取り出して着ればもう仕事の準備はできた。
お風呂場に影が見えたから見に行くと服が干してあった。
自分ではやってないということはAちゃんがやってくれたのか。
北人洗濯物もやってくれた?
Aあ、勝手にやっちゃってごめんね!
北人全然!むしろありがとう!
A勝手に触られたりとか嫌かなと思ったんだけど大変そうだったからやっちゃった!
北人大変だったから助かった!本当にありがとう!
LINEをしているとマネージャーから家に着いたと連絡がきて
家を出る。
「おはようございまーす。」
樹「おはようございます。なんでまた上機嫌なんですか?
昨日までダウンしてたくせに。」
「え?それ聞いちゃう?」
樹「別に。」
「え、聞けよ。」
樹「大丈夫です。」
「なんだ、冷たいやつだな。」
樹「どうせまたAさん?じゃないんですか?」
「よくわかってるね。」
樹「大体それかなって。」
相変わらず生意気な樹とともに
事務所に向かった。
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作者名:Jellyfish | 作成日時:2021年12月3日 17時