君となら＿＿ (ページ1)

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出会いページ1

あぁ...またか

夢から覚める

『最近多いな...』

俺を捨てた母親の夢

『あのクソババア...』

...一生この生活なのか...？

キモいおっさん共にだかれて金もらって...

その金で生きていくしか...

住所や学歴が無きゃ何処も雇ってはくれねぇ

俺はこの顔が嫌いだ

無駄に整いすぎてるこの顔が

あのクソババアめ...

俺をどんだけ苦しめたいんだよ

俺はホテルを出る

『......』

いつもどおりに今日の客を探す

「なぁ」

『なんですか？』

いつもの営業スマイル

「俺んちに来ねぇか？」

珍しい...自分の家に呼び込むとは

『いいんですか？』

「俺はいい」

「お前はどうしたい？」

『貴方がいいのなら』

「そうか...お前名前は？」

『Aです』

「俺はキヨ」

キヨ...？

あだ名か何かか？

『キヨさんですね』

「...もうすぐ着くわ」

彼はまぁまぁなお金持ちらしく高そうなマンションに住んでいた

『(すげぇ高そうなマンションだな...)』

警備も凄い

入り口に警備員も居る

「此処が俺の部屋」

案内された部屋はとても広く1人で住んでるとは思えない広さだ

『ひ､広い...』

「だろ？」

『いいですね』

「...なぁ敬語やめねぇ？」

『敬語をですか...？』

「敬語だとなんか堅苦しいからな」

『まぁいいよ』

「お､まじか！」

嬉しそうにする彼

「Aってさ...」

「体売ってんの？」

『...まぁね......』

「そんなことやめろよ...」

『やめれるならやめたいよ』

「金か？」

『...うん』

『住む場所も無いよ』

「じゃあさ」

「俺と住む？」

『え？』