君という普通の世界 (ページ4)

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3day ページ4

思えば、菊の花って縁起悪そうに思えてきた。

花を調べてみると、やっぱり仏花だった。

でも、花言葉は[高貴]、 [高潔]、 [高尚]といった意味らしい。

なんか、難しそうだなとか思った。

そういえば、皇室の花とか日本の花は違うけれど和っぽいなぁ。

黄色とか白とかが有名だけど、ピンクなんかもあったりしてかわいいお花だということがわかった。

まぁ、つまり意味があって私に渡したわけではなくて、本当に要らなかったから？、くれたということが分かった。

好きな花が何かと言われたら困るけれど。

ガーベラとか、蘭とか。秋桜とか？

小説に出てきたからかもしれない。

飾りやすいし、一輪だけでも様になるところなんかが。

結局は、実用性なのかと笑ってしまった。

バラには棘にさえ花言葉があるってことは、とても大事にされているんだなぁと思う。

キラキラした世界に憧れるのに自分から見ているだけ。

恋には封をして、思い出にはフタをすることに慣れてしまったみたい。