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#186 ページ36

ガラァ

蜜璃「お待たせしましたーって、私達が最後だったのね…!」

A「しっかり買い込んできたねー」

蜜璃「どれも美味しそうで…///」

小芭内先生の両手には数個のパックが抱えられてて、そのどれも目一杯に食材が詰め込まれている

杏寿郎「相変わらずのいい食べっぷりだな!感心感心!」

皆で席に着いて各々 食材を手に取り食事を始める

A「無一郎くん何買ってきたの?」

右隣に座った無一郎くんに、何の気なしに問いかける

無一郎「フランクフルトと焼きそばです。先輩は何買ってきてもらったの?」

A「私のはたこ焼きとチュロスとベビーカステラ」

無一郎「たこ焼きあったんだ…!探してたけど見つからなくて」

A「そうなの?一個食べる?」

無一郎「いいの?じゃあ…」

A「…!」

普通に箸で取ると思って差し出そうとしたら、あーんと大きな口を開けて可愛く食べさせてと強請る無一郎くんの素振りに思わず時が止まる

そんな事も気にせずに、私がたこ焼きを口に運ぶのをじっと待つ無一郎くんに根負けして
一個くらいなら…と、ころんっとその口にたこ焼きを運ぶと…

無一郎「ん…おいひい」

もぐもぐと頬張りながら、笑顔で味わう姿は年相応の可愛らしさがあって何だか和んでしまう

こういう所、やっぱり敵わないな…

梅「ちょ…っ!A…左、左…」コソッ

A「…?左……ヒッ!」ビクッ

向かいに座ってた梅ちゃんの言葉を聞き、ゆっくり左の席に視線を向けると
そこには眉間に皺を寄せ、口角を引き攣らせながら恐ろしく笑う宇髄先生の姿があった

思わず前のノリで無一郎くんの甘えに乗っちゃったけど、さすがに今のはまずかったよね
逆の立場だったら私だって嫌に決まってるのに…

A「ご…ごめんなさい…」コソッ

天元「…月曜の放課後、覚えとけよ…」

A「ヒィ…ッ」

姉達には聞こえない様に小声でそう言い放つ先生
梅ちゃんとカナヲにはさすがに聞こえてて、二人揃って哀れみの表情で私達に視線を送る

蜜璃「そう言えば、A達のクラスはお化け屋敷なんだっけ?折角なら皆で参加しない?」

杏寿郎「それはいい!きっと楽しんで貰えると思う!」

しのぶ「当番の時間は何時からなの?」

カナヲ「次は二時から」

しのぶ「後一時間ちょっとね」

A「あ、でもその前に着替えとかもあるから早目に戻らないと…」

蜜璃「じゃあ二時以降に遊びに行くね!」

A「うん、待ってるね」

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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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momoko19960430(プロフ) - レモンソーダさん» ぼちぼちカナヲちゃんの説明であの夜のやり取りが明らかになります(^-^)ホンワカした二人のやり取りをお届け出来たら…と!煉獄先生は、大切な同期の恋と幼い頃から知る愛弟子を見守りたい気持ちとで、きっと知ってからもずっと優しく見守ってくれてたのかな…|´-`) (2021年3月11日 19時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモンソーダ - ようやく炭治郎と会えてよかった〜〜(^_^)でも、ここぞっていう時にビシッと決めたのかなぁ?そうだね、最後は皆笑顔で終わってほしいね。それにしても、煉獄先生〜〜二人のことを知っていて、ずっと言わないでくれたのかなぁ?( ´〜`) (2021年3月11日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモンソーダさん» カナヲちゃんからの電話、内容は一体何なのか…ですね!この学園祭は、皆笑顔で終われるといいなと思ってます(^^) (2021年3月10日 19時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモンソーダ - カナヲちゃんにはなんとしてでも炭治郎を探してほしいなぁ。他の人に呼び出されたって知ったら気が気じゃないよね(*´・ω・)大丈夫かなぁ……。 (2021年3月9日 23時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモンソーダさん» 無一郎くんは春から後輩として距離も近くなるし、何より本人が諦める気0だから…。他の人に呼び出されたって知ったカナヲちゃん、もう形振り構ってられなくなりましたね|´-`)ガンバレ!本の話はまだ暫く先になりそうですが、ちゃんと説明出来たらと思ってます! (2021年3月9日 7時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:P | 作成日時:2021年2月18日 23時

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