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梅「ちょっと、そこの四人!いつまで休憩してんのよ!」
A「あ、バレてた」
伊之助「バレバレだっつの!おい炭五郎、俺と勝負しろ!」
炭治郎「炭治郎だ!そろそろ覚えてくれ…」
伊之助「うるせぇ!」
つい話し込んでいたら二人に怒られて、また皆でゲームに参加し始める
いろんなゲームをこなしてる内に、気付けば時間は過ぎて行き
あっという間に空は暗くなって解散の時間になった
梅「はー、遊んだ〜」
A「楽しかったね」
伊之助「また遊びに行こうぜ!」
カナヲ「ふふ、そうだね」
善逸「あ〜…名残惜しいけど、俺あっちの方だからここで…ほら、伊之助 お前もこっちだろ」
伊之助「おう!」
炭治郎「二人ともまた月曜日にな」
A「気をつけてね。ばいばい!」
善逸くん達と別れ、私達四人も家の方へと足を向ける
途中 梅ちゃんや竈門くん達とも別れ、最後は私とカナヲの二人きりになった
街灯や住宅から漏れる明かりの中、突然カナヲが口を開く
カナヲ「…そう言えばね、さっきベンチで話してて思い出したんだけど
昔、師匠の様子がおかしかった時期があったのと同じ様に…カナエ姉さんも中学生の時に似た様な時期があったの
姉さんいつも優しいし 周りの事をよく見てる人だから、そんな凄く違和感があったわけじゃないんだけど
その頃は妙に頭を撫でられたりとか、用もないのに引っ付いて来たり…」
A「そうだったの…何が原因だったの?」
カナヲ「それが分からなくて…その時期の最中も、それ以降も聞いても理由は答えてくれなかった
ただ切なそうな顔で、なんでもないのよって…
カナエ姉さんは反抗期も無かったし、ちょっと不思議だったな
それに、その時期に何故か姉さんの部屋にあの本があるのを見掛けて…」
A「え…師匠から借りてたって事?」
カナヲ「たぶん…あの本、何かあるのかな」
A「どうだろ…でも読んでみたけど普通の本だったよね?」
カナヲ「うん…別に読んだからって何か自分の中で変わった事は無かった」
A「たまたまなんじゃないかな…今は二人とも普通に過ごしてるんだし、あんまり気にしなくてもいいのかもね」
カナヲ「そうだね…この話するまで、私もすっかり忘れてたし
そういえば、しのぶ姉さんが蜜璃さんと文化祭に来てくれるって言ってたけど聞いた?」
A「うん!うちの演し物楽しみにしてるって言ってたから、気合い入れないとね」
カナヲ「そうだね」
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momoko19960430(プロフ) - レモンソーダさん» ぼちぼちカナヲちゃんの説明であの夜のやり取りが明らかになります(^-^)ホンワカした二人のやり取りをお届け出来たら…と!煉獄先生は、大切な同期の恋と幼い頃から知る愛弟子を見守りたい気持ちとで、きっと知ってからもずっと優しく見守ってくれてたのかな…|´-`) (2021年3月11日 19時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモンソーダ - ようやく炭治郎と会えてよかった〜〜(^_^)でも、ここぞっていう時にビシッと決めたのかなぁ?そうだね、最後は皆笑顔で終わってほしいね。それにしても、煉獄先生〜〜二人のことを知っていて、ずっと言わないでくれたのかなぁ?( ´〜`) (2021年3月11日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモンソーダさん» カナヲちゃんからの電話、内容は一体何なのか…ですね!この学園祭は、皆笑顔で終われるといいなと思ってます(^^) (2021年3月10日 19時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモンソーダ - カナヲちゃんにはなんとしてでも炭治郎を探してほしいなぁ。他の人に呼び出されたって知ったら気が気じゃないよね(*´・ω・)大丈夫かなぁ……。 (2021年3月9日 23時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモンソーダさん» 無一郎くんは春から後輩として距離も近くなるし、何より本人が諦める気0だから…。他の人に呼び出されたって知ったカナヲちゃん、もう形振り構ってられなくなりましたね|´-`)ガンバレ!本の話はまだ暫く先になりそうですが、ちゃんと説明出来たらと思ってます! (2021年3月9日 7時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:P | 作成日時:2021年2月18日 23時