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#87 ページ37

親の心子知らず…なんて言うけれど、それはきっと姉妹にも当てはまるものなのだろう…

あの日、姉の謎の行動にもやもやした
私に内緒で何しに来たんだろう?って

先生は、私を心配してくれたんだから怒ってやるなと言っていた

あれはきっと姉なりに私に出来る何かをしに来てくれたんだって、今カナエさんの言葉を聞いて直感した

そうか…姉達には、私達妹の立場では分からない親心に似た感情があるのかもしれない


ただ純粋にカナヲを心配してるカナエさん達が、カナヲがどんな人を好きなのか知りたがっているだけなんだ…

A「カナヲが誰を好きなのかまでは、私の口からは言えないけど…でも、カナエさん達が心配する様な人ではないよ

とっても優しくて周りの人を思いやれる暖かい人

私は、初めて恋をするカナヲを見て
その相手がこの人なら…って、とっても納得したし安心したの

それに…カナヲ、今凄く前向きに頑張ってて
更に素敵な女の子になって行ってる
きっとカナヲにとってもプラスな恋なんだと思う

だから、カナヲが内緒にしてる今はただ安心して見守っていて欲しいな…
カナヲの事だから、きっとその内カナエさん達にもちゃんと話すと思う
そしたらその時はカナエさん達も、カナヲの初めての恋におめでとうって言ってあげて欲しい…!」

本当はカナヲ本人から、こんな風に聞けたら一番カナエさん達も安心するんだろうけど…
でも家族以外では私が一番近い存在に居ると思うから、気休めでもいいから届いて欲しかった

心配しなくていい事…
カナヲが幸せになろうと自分の足で努力している事を

少し前の自分だったら上手く伝えられなかったかもしれないけど、恋を知った今の私だからわかる

恋をすると強くなれる

少なくとも私やカナヲは、恋をして少しずつでも変われてる…いい方へ

カナエ「そう…Aがそう言ってくれるなら、カナヲが話をしてくれるその日を楽しみに…今は見守って待つ事にするわ

カナヲの傍に居てくれるのがAで良かった…
そんな風にカナヲを信じて傍に居てくれてありがとう。これからもカナヲの事、よろしくね」

A「カナエさん…うん!私でよければ」

よかった、安心してくれたみたい…
カナエさんのほっとした笑顔を見て、私も嬉しくなった

カナヲ、私達はきっと凄く素敵な姉達に恵まれたんだね…

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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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momoko19960430(プロフ) - お酒さん» 誤字脱字が気になったので一部手直ししましたー! (2021年6月14日 13時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
お酒 - 2021/06/13、めちゃくちゃ投稿しましたね!!暇だったんですか?? (2021年6月13日 23時) (レス) id: 48240712ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:P | 作成日時:2021年1月20日 13時

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