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#54 ページ4

A「梅ちゃん、カナヲ!」

カナヲ「A!おかえり」

午前の部が全て終わり昼休みになった為、宇髄先生と別れて二人の元に戻った


昼休憩になり、今日は教室ではなく 私のお気に入りのあの花壇のベンチでお弁当を食べる事にした

梅「さっき、なんか進展あった?」

さっきって…宇髄先生との事だよね

A「ううん、何にも…普通に話しただけだよ」

結局あの後 宇髄先生と話してたら、心配してくれた小芭内先生も顔を見に来てくれたから二人きりじゃなかったんだよね…

梅「…そっか」

A「…でもね、さっき梅ちゃんに言われた事で私自身が一番自分の気持ちを否定していたんだって気付いたの

現状から進まなくてもいい理由ばかり並べて、安全な所で動けないふりして…今のままの私じゃかっこ悪いなって思ったよ」

カナヲ「A…」

絵を描く事に関しては、少なくとも前に進めたのに…結局根本的な所は以前と変わってないんだって思い知って自分にもがっかりした

私が私を好きになってあげられないままじゃ、どうしようも無い…

A「こんなんじゃ先生どころか、誰も私の事好きになんてなってくれないと思った…だから

まずは私が、胸を張って私自身を肯定出来るように頑張ってみたい!」

決めた…私ちゃんと自分を大切にしたい
今まで諦めてた事も見て見ぬふりしてた事も全部受け入れて、それごと私だって胸を張れるように

梅「いいんじゃない。さっきまでのAより、今のAの顔のがずっといい」

カナヲ「うん、Aきらきらしてるね」

A「ありがと…///」

梅「よし、そうと決まれば自分磨き頑張るわよー!」

A「うん!」

カナヲ「私も一緒に頑張る!」


梅ちゃんとカナヲがいてくれて良かった…

ずっと私を見守り続けてくれたカナヲ
新しい風を吹かせてくれる梅ちゃん

二人が居てくれるから、私安心して前に進める


梅「じゃあとりあえず手始めに、この後のリレーで全力出して一位かっさらって来てね!」

A「…あ、忘れてた…!」

梅「ちょっと〜!シュークリームが掛かってんだからね!?全力だしてよ?

とりあえず今順位いい感じなんだから、リレー取れれば入賞間違いなしよ!」

カナヲ「頑張ろう!」

A「う、うん!頑張る…!」

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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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momoko19960430(プロフ) - お酒さん» 誤字脱字が気になったので一部手直ししましたー! (2021年6月14日 13時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
お酒 - 2021/06/13、めちゃくちゃ投稿しましたね!!暇だったんですか?? (2021年6月13日 23時) (レス) id: 48240712ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:P | 作成日時:2021年1月20日 13時

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