#519 ページ19
天元side
天元「やるじゃねぇか、不死川〜」
競技を終えて俺達の元に戻って来た不死川に、絡む様に肩を組んで健闘を讃える
実弥「当たり前だァ。まだまだ教え子達には負けらんねェからな」
小芭内「この調子なら今年も問題無く優勝だろうな」
杏寿郎「うむ!だが、学生達も大健闘しているな!油断はならんぞ!」
行冥「二位は宇髄のクラスの生徒達か…まだ逆転も有り得る点差だな…」
杏寿郎「戦いがいがあるな!!」
天元「おいおい、うちの奴ら舐めんなよ〜?」ニヤッ
…と、借り物競争っつー事は…確かメンバーは炭治郎とそれから……
天元「…………ん?」
杏寿郎「む?どうした宇髄!そんなぎょっとして」
天元「え……あ、いや…何か、招集場所にAが…あいつ借り物競争のメンバーじゃ無いはずなのに…」
確か他の奴だったはず…何であそこに居るんだ?
実弥「代役かァ?ちょっと本部に確認して来てやる」
天元「悪ぃな、頼む」
俺は本人に確認を…
そう思って歩き出そうとした瞬間、間に合わず招集場所から選手達がスタートライン付近まで移動し始めてしまった
結局 詳細は分からないまま競技がスタート
C組の第一走者は炭治郎で、やはりAは第二走者としてしゃがんで待機していた
杏寿郎「まぁ、そう心配しなくても問題ないだろう」
天元「…そうだな」
また競技が終わってから聞いてみるか…
そう思って伊黒や煉獄が居るグラウンドの端に戻り競技を見守る
教師陣からは胡蝶ともう一人の先生が出場し、安定に上位を獲得する中
生徒の中では炭治郎が一位を飾っていた
杏寿郎「うむ、やはりやるなあ!竈門くんは!」
そして、次に第二走者のAがスタートラインに立つ
パァアアン!
「さぁ、一斉に走り出し カードの散らばるブースに一直線!一番にカードを手にしたのは三年B組!そして次々とそれに続きます!」
Aもカードを手にして内容を確認
A「…!」
内容を確認したAの動きが一瞬止まり、次の瞬間きょろきょろと当たりを見渡して何かを探し始めた
一体どんなカードを引いたのか…
そんな事を思いながら見ていると……
小芭内「…ん?おい、A こっちに向かって走って来てないか?」
杏寿郎「む?」
天元「いやいや、気のせいじゃ…って……」
そう言いつつも、やはり俺の目にも Aがこちらに真っ直ぐ走ってくる姿が見えていて…
A「…せんせーい!先生居た!」タッタッタッ!
天元「え…っ…」
47人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 電話はお察しの通り無一郎くんでしたね!二年連続で、宇髄先生と過ごしていた学園祭も、今年は初めて先生以外と過ごす学園祭になるのでしょうか…次章が、最後の学園祭の後編となります! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 童磨もまだ諦めていなかったんだね。しかし、童磨もめげないねぇ……。電話の相手は無一郎くんかな?夢主ちゃんは劇を見に行くのかなぁ。最後の文化祭、何かが起こるのか……。 (2021年9月7日 15時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 学園祭初日が始まりました!無一郎くんとの合流の前に、まさかの童磨登場…何やら口説かれている(?)ようですが…大丈夫でしょうか(^^; 今回の学園祭も何やらアクションが起きるのでしょうか… (2021年9月6日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 夏祭りでのキスをしている所をまさか見られていたとは……。さすがに宇髄先生も気が気じゃないよね……。残りわずかな高校生活、文化祭ではコスプレ喫茶をするみたいだけど、まさか今年は無一郎くんと回るとはねぇ…。 (2021年9月6日 1時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 無一郎くんの止まらないアプローチ。けど、心の中は複雑な様ですね…。そして、無一郎くんの思惑通りキスを目撃してしまった宇髄先生…心の中は穏やかじゃないでしょうが…折角 また夢主を追いかけようとしたのに、途端にこれでは…この先どうなるんでしょうか (2021年9月4日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:P | 作成日時:2021年8月19日 9時