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#511 ページ11

そして体育祭が近付くにつれ、校内はより一層活気づいて行き

天元「よーし、じゃあ各競技に分かれて練習始めてくれー」

ロングホームルームの時間を使って、体育祭の種目別練習なども始まった

善逸「一年の時は敵同士だったけど、今年はAちゃんもカナヲちゃんも味方だから安心だな〜」

A「それはこっちの台詞だよ!あの時だって、善逸くん達のバトンパスが上手く行ってたらどうなってたか…」

善逸「あー…そんな事もあったね……あれはAちゃんにしてやられたと言っても過言じゃないんだけど」コソッ

A「…?」キョトンッ

伊之助「安心しろ!俺様が居れば優勝間違い無しだぜ」

カナヲ「頑張ろうね」

A「うん!」


すっかり学校全体がイベントの空気に染まり 盛り上がってくれてるお陰で、私もかなり気が紛れて
余計な事は考えずに目の前の事に集中できてる

と言っても、先生と全く接点を断つ事はできないから…


天元「おーい!そこの四人丁度いいわ、ちょっとこれ運ぶの手伝ってくれ」

善逸「げ…っ!」

天元「おいこら善逸…今げっつったな?」

善逸「だってそのマット運ぶの重いんだもん…」

高跳び用のマットを二つ分運ぶために呼ばれ、嫌がる善逸くんも一緒に四人で手伝う

伊之助「こんなの俺様一人で……ふんむあぁぁ!」ググッ!

天元「あほか、無理に決まってんだろ」

伊之助「くっそぉぉ!」

善逸「ほら遊んでないでそっち側持てよ伊之助」

A「じゃあ私達はこっちを…「女子二人じゃきついだろ、俺も持つから(天元

私がマットの取っ手に手を掛けると、肩が触れそうな距離に先生が入ってきて一緒にそれを持ち上げる

近…っ


駄目…A…平常心、平常心よ…

平常し……


トン…ッ


A「…っ」ビクッ

天元「あ…悪ぃ…」

重さでふらついた拍子に、私の肩と宇髄先生の腕が軽く当たり
たったそれだけの事なのに、無意識に肩が跳ね上がってしまった

A「い…いえ、大丈夫です……」

も〜…!意識しない様にって思ってるのに、何やってんの私…

これじゃ先生にも伝わっちゃう


梅「A!それ代わるわ」

A「…!?梅ちゃん」

動揺して足が止まってしまってた私の横から、ひょいっと顔を出しマットを持つ梅ちゃん

梅「別にいいわよね?先生」

天元「お…おう…」

急にどうしたんだろ…

梅「…」ギロッ

天元「…っ」

そして……な…何で梅ちゃん、先生の事睨んでるの…?

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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 電話はお察しの通り無一郎くんでしたね!二年連続で、宇髄先生と過ごしていた学園祭も、今年は初めて先生以外と過ごす学園祭になるのでしょうか…次章が、最後の学園祭の後編となります! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 童磨もまだ諦めていなかったんだね。しかし、童磨もめげないねぇ……。電話の相手は無一郎くんかな?夢主ちゃんは劇を見に行くのかなぁ。最後の文化祭、何かが起こるのか……。 (2021年9月7日 15時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 学園祭初日が始まりました!無一郎くんとの合流の前に、まさかの童磨登場…何やら口説かれている(?)ようですが…大丈夫でしょうか(^^; 今回の学園祭も何やらアクションが起きるのでしょうか… (2021年9月6日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 夏祭りでのキスをしている所をまさか見られていたとは……。さすがに宇髄先生も気が気じゃないよね……。残りわずかな高校生活、文化祭ではコスプレ喫茶をするみたいだけど、まさか今年は無一郎くんと回るとはねぇ…。 (2021年9月6日 1時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 無一郎くんの止まらないアプローチ。けど、心の中は複雑な様ですね…。そして、無一郎くんの思惑通りキスを目撃してしまった宇髄先生…心の中は穏やかじゃないでしょうが…折角 また夢主を追いかけようとしたのに、途端にこれでは…この先どうなるんでしょうか (2021年9月4日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:P | 作成日時:2021年8月19日 9時

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