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#548 ページ48

童磨くんの言葉にも行動にも、全てに翻弄されて目が回りそうな程 どきどきさせらる

何これ……一体 何が何だか…っ

とにかく周りの視線を集める前に何とか…


「ちょっと!あんた、うちの子に何してくれてんの…!?」グイッ!

A「…!」

その声と同時に、童磨くんから引き剥がされて横を見ると…

童磨「おっと…!これはこれは…!」

A「梅ちゃん!どうしてここに…っ」

グラウンド側で呼び込みをしていたはずの梅ちゃんが助けに入ってくれたようで…

梅「何か嫌な予感がしたから見に来てみれば…!

こういうイベント事は大体あんたが接触してくるのがお約束なのよ、童磨!」キッ

外から見えて急いで走ってきてくれたのか、肩で息をしながらも
私を抱き囲って一生懸命童磨くんに圧を送る梅ちゃん

童磨「嫌だな〜!もう危害は加えないって約束してるし、そんなに警戒される事 ないと思うんだけどな」

梅「今の今、Aの事 攫ってやろうかみたいな目 してた奴がよく言うわよ!!」

A「梅ちゃん今の聞いてたの!?」

梅「え?聞いてたって何が?」

童磨「聞いてなくて言い当てるなんて、謝花さんまるでエスパーみたいだね〜」

梅「……って事は、何?図星だったって事…?童磨ァ…あんた…っ」ギロッ

A「梅ちゃんストップ…!何も!何もされてないから!」

今にも殴り掛かろうかと言う殺気を放って握り拳を見せる梅ちゃんを必死に止める

童磨「そんな顔しないでよ〜。本当に攫ったりしないよ

それに…俺に攫われるよりも、もっと他に攫われたい相手が居るのは分かってるからね」

A「え……」

優しく笑いながら言う童磨くんの言葉に、私と梅ちゃんの動きが止まる


童磨くんにそう言われて真っ先に浮かんだ顔があった、けど…

違う、たぶん童磨くんの言うそれ(・・)は無一郎くんの事だよね…きっと童磨くんの耳にも無一郎くんとの噂は届いてるだろうし

梅「…ハァ……分かってるなら、これ以上Aにちょっかい出してないで他の女の子見つけて来なさいよね」

握りしめてた手を引っ込めて、梅ちゃんが呆れた様にそう言い放つ

童磨「んー…そうしたいのは山々なんだけどね〜…」

A「…?」

童磨「…いいんだ、俺は……君が幸せなら」ニコッ

A「え…」

梅「……あんた、前も思ったけど……」

童磨「ん?」


……梅ちゃん?

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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 電話はお察しの通り無一郎くんでしたね!二年連続で、宇髄先生と過ごしていた学園祭も、今年は初めて先生以外と過ごす学園祭になるのでしょうか…次章が、最後の学園祭の後編となります! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 童磨もまだ諦めていなかったんだね。しかし、童磨もめげないねぇ……。電話の相手は無一郎くんかな?夢主ちゃんは劇を見に行くのかなぁ。最後の文化祭、何かが起こるのか……。 (2021年9月7日 15時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 学園祭初日が始まりました!無一郎くんとの合流の前に、まさかの童磨登場…何やら口説かれている(?)ようですが…大丈夫でしょうか(^^; 今回の学園祭も何やらアクションが起きるのでしょうか… (2021年9月6日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 夏祭りでのキスをしている所をまさか見られていたとは……。さすがに宇髄先生も気が気じゃないよね……。残りわずかな高校生活、文化祭ではコスプレ喫茶をするみたいだけど、まさか今年は無一郎くんと回るとはねぇ…。 (2021年9月6日 1時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 無一郎くんの止まらないアプローチ。けど、心の中は複雑な様ですね…。そして、無一郎くんの思惑通りキスを目撃してしまった宇髄先生…心の中は穏やかじゃないでしょうが…折角 また夢主を追いかけようとしたのに、途端にこれでは…この先どうなるんでしょうか (2021年9月4日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:P | 作成日時:2021年8月19日 9時

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