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#546 ページ46

「それでは、只今より…キメツ学園の学園祭を開始致します」

梅「最後の大イベント!じゃんじゃん客寄せして喫茶部門第一位獲るわよ〜」

アオイ「今回は別に賞品も掛かってないのに、やけにやる気ね?」

梅「私がいつも物に釣られる女だと思わないでよ!?」

カナヲ「ふふ…単純に、皆と思い出が作れるのが嬉しいんだよね」

梅「な…///」

A「私、梅ちゃんのそういう可愛い所大好きだよ」

梅「……私はいつでも可愛いわよ!///」プイッ

アオイ「はいはい」クスッ

そんな風にいつも通りの会話をしている私達の頭には

薄ピンクや白のふわふわの長い兎耳が付いていて、服装はそれに合わせたワンピース

確かに最後の最後…
皆同じクラスで同じ服装出来るなんて、いい思い出になるもんね


「きゃー!先生格好いい!」「似合うじゃん!」

A「…!」

和気藹々としていた教室に響いた黄色い歓声に目をやると、そこには狼コスプレをした宇髄先生が生徒達に囲まれていた

梅「こりゃ女子達が放っとかないわね…客寄せパンダならぬ客寄せ狼!」

一時は険悪な態度を見せてた梅ちゃんも、私が宇髄先生と普通に話せるようになった頃から
梅ちゃんも少しずつ態度が戻っていって、今では元通りになった

結局あの頃、どうしてあんなにも宇髄先生に辛く当たっていたのかは教えてくれなかったけど…
たぶん私の事を想っての行動だったんだろうな


アオイ「さて、じゃあ初日後半は店番だし…頑張りましょうか」

A「うん!」


去年に引き続きの模擬店だから、大体の雰囲気は分かってたつもりだけど…今年は梅ちゃんも同じクラスだし、心做しか客入りが多い様な…

それに提供してるのはアオイ直伝の上級スイーツだし、一般公開もまだの今日で既に目が回りそうな程忙しく感じる

炭治郎「A、これ三番テーブルに頼めるか?」

A「はい!」

伊之助「おーい、呼び込み終わったぞ〜」

アオイ「お疲れ様!お陰で大盛況よ!」

伊之助「…!あったり前だろ!俺様が呼び込みしてやったんだからな!」ドヤッ

善逸「はいはい、わかったから次こっち手伝えよ!」

皆代わる代わるで持ち場を回していく


そしてお昼時になると、スイーツしか出てないからか客足が落ち着き出した

アオイ「A、少し呼び込み行ける?」

A「うん、行ってくる!これ看板?」

梅「私グラウンド側回るから、中庭と校舎の方お願い」

A「わかった!」

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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 電話はお察しの通り無一郎くんでしたね!二年連続で、宇髄先生と過ごしていた学園祭も、今年は初めて先生以外と過ごす学園祭になるのでしょうか…次章が、最後の学園祭の後編となります! (2021年9月7日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 童磨もまだ諦めていなかったんだね。しかし、童磨もめげないねぇ……。電話の相手は無一郎くんかな?夢主ちゃんは劇を見に行くのかなぁ。最後の文化祭、何かが起こるのか……。 (2021年9月7日 15時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 学園祭初日が始まりました!無一郎くんとの合流の前に、まさかの童磨登場…何やら口説かれている(?)ようですが…大丈夫でしょうか(^^; 今回の学園祭も何やらアクションが起きるのでしょうか… (2021年9月6日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 夏祭りでのキスをしている所をまさか見られていたとは……。さすがに宇髄先生も気が気じゃないよね……。残りわずかな高校生活、文化祭ではコスプレ喫茶をするみたいだけど、まさか今年は無一郎くんと回るとはねぇ…。 (2021年9月6日 1時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 無一郎くんの止まらないアプローチ。けど、心の中は複雑な様ですね…。そして、無一郎くんの思惑通りキスを目撃してしまった宇髄先生…心の中は穏やかじゃないでしょうが…折角 また夢主を追いかけようとしたのに、途端にこれでは…この先どうなるんでしょうか (2021年9月4日 23時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:P | 作成日時:2021年8月19日 9時

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