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あの日、目が覚めた時には私は自分の部屋のベッドに寝ていて…
後から母に話を聞いた所、気持ち良さそうに寝ていたからと先生に部屋まで運んで貰ったと聞かされた
それから最後の最後に寝てしまい挨拶もできなかった事と 運んでもらった事に対して 先生へのお礼と謝罪のメッセージを送ったけど、怒ってる様子もなく寧ろ可愛い寝顔が見れて満足と返ってきた
先生が私の部屋に入ったと聞いた瞬間、もしかして進路に関する資料が見える所に散らばってなかったかと焦って確認したけど
とりあえず例の大学のパンフレットは、ぱっと目に付く所には置いてなかった様で安心した
そして、夢の様な時間が過ぎ去ってしまうと
新学期もあっという間にやって来て……
カナヲ「おはよう、A」
A「カナヲおはよう!今日からいよいよ三年生だね…なんか実感無いや」
カナヲ「本当だね…今年も一緒のクラスになれるといいんだけど」
A「うんうん…欲を言えば、カナヲも梅ちゃんもアオイも…もちろん竈門くんや善逸くんや嘴平くんも…!」
カナヲ「でも流石に全員一緒は難しいよね」
A「そうだよね…」
せめて、また今年も隣のクラスくらいで半々に分かれてくれたらいいんだけど
そう思いながら見たクラス表は…
A「……嘘…」
カナヲ「そんな事って…っ」
名簿を確認したカナヲと私は、二人して目を丸くして顔を見合わせる
お互いに信じられないと言わんばかりに、何度も確認するけど……見間違いじゃないよね?
何で私達がそんなに驚いているかと言うと
梅「いや〜本当にびっくりよ!」
アオイ「こんな奇跡みたいな事があるなんて…」
カナヲ「でも嬉しい…!」
善逸「うんうん!同じクラスに、こんなにも美女が勢揃いするなんて幸せだな〜ぁ///」
伊之助「おい、紋逸 顔がキモいぞ」
善逸「んだと、ごらぁ!?」
炭治郎「こら!やめないか二人とも!新学期早々…っ」
集まるなり賑やかな、ここ三年C組……
仲のいい子達が出来るだけ同じクラスに居てくれたらいいなと…願ってはいたけれど
A「まさか本当に皆同じクラスになれるなんて…」
名簿で名前を見ただけでは信じきれなくて、でも大いに期待を込めて教室に入ってみると…やっぱり皆の顔が揃っていて
高校生活最後の一年が、このメンバーで過ごせるなんて…これもまた、夢見たい…!
後は、担任の先生が誰なのか…
ガラァ!
「おら、席つけよー!話し始めるぞー」
……え、この声って
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レモネード - なんだかますます二人の距離が離れていきそう……。さすがに昨夜の事を思うと中々寝れもしなかったのかなぁ?それにしても無一郎くん、帰ってきたら真っ先に宇髄先生の所に行って一言いいそうな気がする……。 (2021年8月19日 3時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 姉の蜜璃ちゃんに似て、スタイル抜群ですからねー!遂に先生に直接 昨日の事を聞いちゃいましたね…宇髄先生は一体何て答えるのか…。その返事によって、どんな未来に進んでいってしまうのか…。まだまだ安心出来ませんね… (2021年8月18日 18時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 夢主ちゃんの水着、きっと大胆なんだろうなぁ〜〜。4人で選んだからね。でも昨夜の事を未だに引きずっているのか、まだ宇髄先生のことをちゃんと見れないし、名前を聞くだけでも心臓が脈うつしねぇ……。このままじゃ、童磨か無一郎くんにとられちゃいそう……。 (2021年8月17日 22時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» この先、宇髄先生にとっては 事情を知る二人の存在が大きな支えになるかもしれませんね。そしていよいよ二日目!先生の昨夜の行動で寝不足な夢主…ハードな一日の始まりですが、この調子で大丈夫でしょうか…? (2021年8月17日 9時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 電話の相手は煉獄先生だったのね( ´Д`)=3よかった〜〜。宇髄先生も少しは心のモヤモヤは晴れたかな?夢主ちゃんを幼い頃から知っていて、傍で見守っていてくれた二人だからこそ、悩みを相談できるんだよね。これからどうなっていくのかなぁ…。 (2021年8月16日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:P | 作成日時:2021年7月23日 23時