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梅side
Aを誘って売店に行くと、ちらほら同じ学校の生徒も買い物に来ていて…
「本当に楽しそうだね〜!是非俺も混ぜてよ」
暫く聞かなかったから安心してたそいつの声に思わず…
梅「げぇ…っ!童磨!」
童磨「げって…そんな反応 酷いじゃないかー」
梅「あったり前でしょ!?最近姿見ないと思って安心してたのに…Aになんの用よ!」
A「梅ちゃん…っ」
童磨「何って、久々に顔見れて嬉しかったから声掛けたんだよ
俺 今年はF組になっちやったから…
Aちゃん達はC組だよね?綺麗所が皆集まって華やかで羨ましいよ〜」
A「そっか、童磨くんF組なんだね…それじゃ階も違うから なかなか会えないよね」
もー…Aも何でこんな奴にまで優しいのよ…
いくらAが接近許可を出していようが、こいつがAに何したか…
私は許してないんだから…!
童磨にも笑顔で応えるAに頬を膨らませながら童磨にジトっとした視線を送る
童磨「本当に凄く残念だよ………って、あれ?」キョロキョロ
A「どうしたの?」
突然 童磨が周りを見渡しながら、不思議そうな顔をして何かを探し出した
童磨「いや…今日は邪魔が入らないな〜と思って」
A「…?もしかして、無一郎くんの事?無一郎くんは二年生だから修学旅行は居ないよ?」
童磨「あぁ…いや、彼が居ないのは納得行くんだけど…
ほら、いつもならあの人が空かさず割り込んでくるじゃないか…宇髄先生」
A「…っ」
梅「…」ピクッ
こいつ…今それは禁句だっつーの……!
梅「馬鹿ね…今まで先生が助けに入ってきてたのは、あんたがAを拉致したり怪しい行動ばっかしてたからでしょ
先生だって何もしてなきゃあんな風に助けに来ないわよ!」
童磨「……それもそうか…?」
梅「そ!う!な!の!」
本当に余計な事言うんじゃないわよ!
ただでさえ、Aは今 宇髄先生の事でナイーブになってるって言うのに!
童磨「まぁでも安心してよ。もうあんな事したりしないからさ」
梅「どうだか!Aが許しても私は許してないわよ!」
童磨「あはは、酷いな〜…けど、連れ去ったりしないって言うのは本当だよ
俺はAちゃんに、人との接し方をちゃんと教わったからね…
だからもうあんな真似はしない。大切にしたいから」
A「童磨くん…」
…こいつ、もしかして……
梅「…………ん?」チラッ
A「梅ちゃん?どうかした?」
梅「……ううん、何でも…」
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レモネード - なんだかますます二人の距離が離れていきそう……。さすがに昨夜の事を思うと中々寝れもしなかったのかなぁ?それにしても無一郎くん、帰ってきたら真っ先に宇髄先生の所に行って一言いいそうな気がする……。 (2021年8月19日 3時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» 姉の蜜璃ちゃんに似て、スタイル抜群ですからねー!遂に先生に直接 昨日の事を聞いちゃいましたね…宇髄先生は一体何て答えるのか…。その返事によって、どんな未来に進んでいってしまうのか…。まだまだ安心出来ませんね… (2021年8月18日 18時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 夢主ちゃんの水着、きっと大胆なんだろうなぁ〜〜。4人で選んだからね。でも昨夜の事を未だに引きずっているのか、まだ宇髄先生のことをちゃんと見れないし、名前を聞くだけでも心臓が脈うつしねぇ……。このままじゃ、童磨か無一郎くんにとられちゃいそう……。 (2021年8月17日 22時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
momoko19960430(プロフ) - レモネードさん» この先、宇髄先生にとっては 事情を知る二人の存在が大きな支えになるかもしれませんね。そしていよいよ二日目!先生の昨夜の行動で寝不足な夢主…ハードな一日の始まりですが、この調子で大丈夫でしょうか…? (2021年8月17日 9時) (レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
レモネード - 電話の相手は煉獄先生だったのね( ´Д`)=3よかった〜〜。宇髄先生も少しは心のモヤモヤは晴れたかな?夢主ちゃんを幼い頃から知っていて、傍で見守っていてくれた二人だからこそ、悩みを相談できるんだよね。これからどうなっていくのかなぁ…。 (2021年8月16日 0時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:P | 作成日時:2021年7月23日 23時