検索窓
今日:7 hit、昨日:16 hit、合計:113,910 hit

#48 ページ48

購買にて、数量限定"幻のプレミアムシュークリーム"


それは普段は週に一度先着10名しか買えない幻のシュークリーム

知る人ぞ知るその味は、一度食べたら虜になってしまうという噂を聞いたことがある

上位者達への景品とは、その幻のシュークリームの予約引換券…

カナヲ「前に姉さんが食べてるの見たけど、すっごく美味しそうだったの…

クッキー生地にカスタードと生クリームがたっぷり入ってて…」

A「私もお姉ちゃんから聞いたことある。すっごい美味しかったって」

私の姉は食に対しての執着が強く、特に甘味については目がない

在学中はその景品の為に、持ち前の身体能力で大活躍し常に上位を死守して毎年堪能していたらしい

…これは、相当美味しいはず!


各競技、基本的には順位によって1位3点、2位2点、3位に1点ずつ与えられるが
目玉となる障害物競走と最終競技の男女混合クラス対抗リレーでは各順位プラス3点ずつとなる

障害物競走は午前中の最後の競技だから、そこで安心できる点差まで持って行けなかったら
私の出るリレーにかかってくるってことだよね

結構責任重大だ…


梅「何緊張してんの!Aとカナヲなら大丈夫よ
とにかく、今はクラス応援しまくるわよ!」

A「そうだね…!」

心配ばっかりしてても仕方ないし、とにかく気を抜かないように頑張ろう!


「キャー!」「先生かっこいいー!」

A「!?」

梅「びっくりした…何?」

カナヲ「誰か先生が注目されてるみたい…」

すぐ近くにいた三年生らしき女の先輩達が固まって騒いでる声に驚いて、再度目線をグラウンドに向けると

借り物競争に参加してる生徒達の中で一際目立っていたのは宇髄先生だった


「うずてんカッコイイ〜!」「普段ハーフアップだけど、体育祭の時だけはポニーテールなのがまたいいよね」

そんな風に話しながら先生を見つめる先輩達

…やっぱり宇髄先生人気なんだ
分かってはいたけど、なんか気持ちがざわつく

先生にとっては、大勢いる生徒のうちの一人でしかないことを思い知らされてる気分になる


「あれ、なんかこっち来る!」「本当だ、何引いたんだろ?」

気付くといつの間にか先生がカードを引き終えて、お題にそった何かの為に走り出していた

先生は何故か真っ直ぐこちらに向かってくる

本当に一体何を…

どんどん近づいてくる先生に目が離せないでいると、遂に目の前まで来て…


天元「A!俺と一緒に来てくれ!」

A「え!?」

#49→←#47


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
188人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:P | 作成日時:2021年1月6日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。