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#45 ページ45

A「お疲れ様でーす」

「お疲れ様です」「お疲れ様ー」

二日ぶりに部室に顔を出すと、いつもの様に他の部員達と少し話してからそれぞれの作業に入る


さて…私は次の作品をどうするか決める所からなんだけど、一体何を作ったらいいんだろう

せっかくいろんな道具もあるし、風景画以外に挑戦してみたいとは思うんだけど…

他の人たちはどんな作品作ったりしてるのかな


誰も居なくなった教室で一人頭を悩ませていると

ガラァ

A「あ、宇髄先生。こんにちは」

天元「…ん」

あれ?いつもなら笑顔で返してくれる宇髄先生だけど、今日はムスッとして凄く素っ気ない…

先生は一瞬私を見てから、ふいっと目線を逸らして一直線に教卓の椅子に向かいドカッと席に座った


…は!もしかして、昨日私部活休んだから怒ってる!?

いや、それはないか…
うちの部は報告書と作品提出さえすれば、参加日数は自由だって言ってたし

…じゃあ何で?
私とは関係ない別の理由で不機嫌なのかな…


A「…あの、宇髄先生?」

ちらっと近寄って顔を伺いながら先生を呼んでみるけど

天元「なんだよ」

A「イ、イエ何モ…」

目が怖いよ…!えー…やっぱり私に怒ってるのかな?凄い態度悪いよ、大人気ないよ先生(←半泣き、パニック中)

って、そんなこと言ってる場合じゃない…
何でこんなに怒ってるのか聞き出さないと

A「先生、私何かしましたか…もしかして、昨日部活欠席した事ですか…?」

天元「…20点」

A「…20点?」

天元「その回答じゃ、まだ20点」

A「え、半分も当たってないんですか!?」

でも、昨日は部活以外でも先生には会ってないはずだしそれ以外に心当たりなんて…

私がうーんと考え込んでいる横で、先生は変わらず口をとんがらせて私をじっと見てくる

焦る気持ちを抑えながらも一生懸命考えては見るけど、やっぱりこれ以上の答えは出そうにない

天元「…昨日、部活休んで何してたんだ」

A「え?昨日は竈……あ!いや…その、家の用事でちょっと…」

竈門くんの家のパンを食べに行ってましたと言いかけて辞めた

もし部活を休んだ事に関係してるなら、同級生の家に遊びに行ったなんて理由じゃ火に油かと思って…

でもその選択は大間違いだったようで

天元「本当だろうなぁ…?」

A「…ヒッ!せ…せんせ…っ」

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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:P | 作成日時:2021年1月6日 2時

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