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#17 ページ17

この学園に入学して数日

授業もしっかり始まり、新しい環境にも馴染んできた頃
カナヲ以外顔見知りの居なかったクラスメイトとも仲良くなった


梅「さっきの授業、意味わかんなかった〜」

謝花 梅、カナヲの右隣の席の女の子
ぱっちりした目元からは艶々で長く密度のあるまつ毛と、腰まで伸びた銀色に光る髪は
入学式の日から既に数多くの男の子達を虜にしているらしい

噂では入学式の日だけでも五人には一目惚れしたって告白されたとか…


誰にも物怖じせず接する梅ちゃんの周りには、男の子達の視線が今も絶えない

そんな梅ちゃんと仲良くなったきっかけは
今みたいに授業のわからない所を教えた事なんだけど…


A「どこがわかんなかったの?」

さっき習った数学の教科書を机に開き、わからなかった箇所の確認をする

梅「全部」

カナヲ「え…全部?」

梅「ここから、ここまで」

A「頭から最後まで…確かに全部だね」

カナヲ「不死川先生、来週小テストするって言ってたよね…」

A「と…とりあえず初めから説明するね!」

カナヲと二人で協力して梅ちゃんに説明を始める

頭にハテナを浮かべながらも、梅ちゃんも一生懸命私達の説明を聞いて少しずつ理解していく

梅ちゃんとよく話すようになってから、そんなやり取りが毎日の日課になりつつある頃
他にも変化したことと言えば…


仮入部期間が終わり、正式に美術部員になった事

杏寿郎「では、ホームルームはこれでお終いだ!皆 忘れ物が無いようにな!

それから、入部する部活動が確定した者は報告用紙に記入して提出してから教室を出る様に」

手元の用紙に、名前と部活名を書き込む

梅「カナヲは華道部で、Aは美術部なんだ」

A「うん。梅ちゃんも何か入るの?」

梅「私は勿論、チアダンス部よ!

この美しさと可愛さを最大限に見せつけるにはもってこいの部活なんだから」

カナヲ「チアのコスチューム似合いそう」

梅「あったり前でしょ〜!私は何でも似合うんだから」

チアダンス部って、各スポーツ部の試合の応援に駆け付けたり
体育祭でパフォーマンス披露したりするって言ってたし…目立つのが好きな梅ちゃんが選ぶのにぴったりだな

これはスポーツ部の男の子達が大喜びしそう


A「煉獄先生、これお願いします」

杏寿郎「うむ、確かに受け取った。これから頑張りなさい」

煉獄先生に提出を終えて、それぞれ部活に向かった

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ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:鬼滅の刃 , キメツ学園 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:P | 作成日時:2021年1月6日 2時

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