君と僕 3

・・・ ページ3

ダメなものはダメで

さっきの部屋に中川さんと翔平と戻った

入ったらもう監督はいなくって


『お父さん、お母さん

　来てくれてありがと！』


父「あれ、早かったね」


『Aが調子悪くなっちゃったみたいでねー』


「やっぱ、人いっぱいのところはダメだった・・・」


『横になる？』


「そうする・・・」


母「無理しないでねー」


「はぁーい」


翔平枕にしてソファーに寝っ転がる


私のダメっぷりをお義父さんもお義母さんもよーく知ってるから


今さら恥ずかしくはないけどｗ


ブランケットかけてくれて

まぶしくないようにってタオルもかけてくれた


母「そういえば、お兄さん達はどうしたの？」


『なんか、他の人達と話してたから置いてきた』


母「どこに行っても人気者なのねぇ」


父「翔くんと雅くんがすごい応援しててバレてたっけｗ」


『マジで！』


中「うんｗ、解説者の人に話しかけられてて

　 来てるの言っていい？って聞かれたよｗ」


『もー噓でしょ！』


「かなりはっちゃけてたわｗ」


父「お父さんたちは少し前の方にいたんだけど

　 なんか盛り上がってるのは分かったｗ」


『そんなに？』


「明日にはニュースになってるんじゃない？」


『まーしょうがないか・・・

　そろそろ、帰る準備してこないと・・・』


「一緒のホテルだっけ？」


『そうそう、だから待ってて

　兄さん達呼んでくるから』









次の日のニュースには

しっかり取り上げられてて




それ以降

嵐を見た人はいなかった

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