19love ページ19
.
あれは私が中学生のときだった。
中学に上がったばっかりの時くらいから先輩たちや男の子に声をかけられることが多くなった。
と同時に、女の子からの視線が冷たくなった。
「Aちゃーん、今日ひまー?俺らと遊ばない?」
「Aちゃんこっち向いて〜」
廊下を歩けばすれ違う男の人から声をかけられ
「あの子なんなの?」
「そーとー男と遊んでるらしいよ」
女子からは言われようのない陰口を叩かれた
でも、そんな中でできた友達もいたのだ。
「A、周りの言う事なんて気にしない方がいいよ!」
「そうだよ!テキトー言ってるだけじゃん」
「Aにはうちらがついてるからね!」
『うん、、、』
その時はみんなのこと信じてた。
「それよりさ〜、私あの先輩のこと好きになっちゃった〜!」
「えー!まじで!?実は私も好きな人できて、、、」
友達はみんな恋愛に夢中で、
私もそんなみんなのお手伝いができればと思った。
でもそれが逆効果だったのか、
友達の好きな人だから無視はできないと思って会釈くらいしてたら、
「俺、Aちゃんのこと好きなんだ、、、」
友達の好きな人から尽く告白されるようになった。
それはそれはもう修羅場。
あの時味方と言ってくれた子達からハブられ、
悪い噂を全校に流された。
それでも男の人からのアプローチは止まず、
終いには全校女子生徒から総スカンをくらい、
耐えられなくなった私は引きこもりになったのだった。
そのトラウマで高校は通信制に通い、今までなるべく人との関わりを避けてきたのだ。
385人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mm(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます!すごく嬉しいです( ; ; )更新がんばります〜!! (2016年7月17日 0時) (レス) id: 6adf9a8934 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 初めまして読ませていただきました!!とても面白かったです(^^)マイペースでいいのでがんばって下さい! (2016年7月16日 12時) (レス) id: 496743fc00 (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - あーちさん» ワァ( ; ; )コメントありがとうございます!( ; ; )更新頑張ります! (2016年7月10日 8時) (レス) id: 6adf9a8934 (このIDを非表示/違反報告)
あーち - すごく楽しみに読んでいますれ頑張ってください! (2016年7月10日 0時) (レス) id: e67b65adaf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mm | 作成日時:2016年6月10日 0時