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-文芸部部室・side 有薫-


昨日見た光景に気落ちして部室に入ると、知らない女の子がいた。


有薫「あれ」

千世「初めまして。こんな感じなんだねー、文芸部って」

有薫「?どうも」


ぺこりと会釈する。


千世「Aの席、ここ?」

有薫「いや、A先輩はそこです」

千世「ふ〜ん。ここは?」

有薫「あたしの席です」

千世「じゃあ、ここは?」

有薫「大吾さん、あ、最近入った先輩の席です」


女の子は椅子を持ってきて、あたしが指差した席の隣に置いた。


千世「・・・・・・」

有薫「・・・・・・?」


絢子と晴留とAが入ってくる。


絢子「あれ?」

千世「昨日はどうも。米山千世っていいます」

A「どうしてここに?チアは?」

千世「辞めてきた」

A「え!?」


千世は入部届けを出して。


千世「文芸部に、入部します」

A「!?」


一同は驚いて目を見合わせる。


千世「!よろしくね、大吾くん」


ドアのところに立っている大吾。


大吾「よろしく」

A「・・・・・・」

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作者名:Cornet | 作成日時:2021年11月6日 1時

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