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なにか言おうと口を開くと同時にそれを遮るように扉が開き、顧問の藤原先生が入ってくる。


丈一郎「ん?誰?」

絢子「あ、入部希望の」

大吾「西畑大吾です」

丈一郎「おぉほんまか、男子部員は大歓迎や。よろしくな」

絢子「え、男子だけど良いんですか?」

丈一郎「俺も男やけど?それとも俺みたいなおっさんは男子やないって?」

絢子「そんなことないです!」

晴留「??」

丈一郎「男子禁制なんてルールはないねんから。男とか女とか関係なく、お前らは本が好きな仲間やん」

絢子「・・・・・・」

丈一郎「仲良うしーな」


藤原先生はあたしたちから離れ本棚の方へ。


絢子「じゃあ・・・・・・よろしくね」

晴留「よろしく」

有薫「お願いします」

大吾「よろしくお願いします」

有薫「そういえばさっきA先輩なにか言おうとしてませんでした?」

A「え!あ、え、なんだっけ?えーっと・・・・・・」

大吾「よろしくね」

A「・・・・・・うん」

あたしは、何て言おうとしたんだろう

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作者名:Cornet | 作成日時:2021年11月6日 1時

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