＊episode1＊ ページ6
【side CM】
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僕の奥さんは綺麗だ。
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昔から綺麗な人が大好きで、ヒョン達が呆れるぐらい美人ばかりと付き合ってきた僕が一目惚れした相手だから当然なんだけど(笑)
何て言うのかな。
美人とか、そういう単純な事じゃなくて….。
Aには不思議な何かがあるんだ。
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だって出会って何年も経つのに、未だにドキドキするし。
毎日“綺麗だな”って思ってしまうんだから。
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今、僕の隣でぐっすり眠ってるA。
その完全に安心しきった顔を見ていると、いつの間にか時間が過ぎてしまうから困る。
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CM「…A。A。そろそろ起きなくて大丈夫？」
軽く体を揺らして声をかけると、ゆっくりAの目が開く。
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「ん〜…ｚｚｚ」
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CM「ほら、A。起きて」
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「…おはよう、チャンミン」
まだまだ眠そうな目をこすりながら欠伸を一つ。
ゆっくり体を起こしながら、無造作に髪を束ねる。
その仕草が綺麗で思わず見惚れていると、微かに香る甘い匂い。
Aの髪から香るその匂いが、僕は好きなんだ。
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「ごめん、すぐ朝食作るね」
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CM「ありがとう」
本当はもっとゆっくり寝かせてあげたいけど….。
僕は絶対、Aのご飯を食べて仕事に行きたいから、、、ごめんね(笑)
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「見て。ミナよく寝てる♪可愛いな〜」
じっと見つめる僕の視線には気付かずに、Aはすっかりオンマの顔。
その顔も綺麗なんだけど….こっち見てよ。
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「おっと。急いで準備するね！」
慌てて立ち上がろうとするから、その腕を引っ張ってもう一度ベッドの中に引き込んだ。
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「きゃっ…！」
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抱きしめると、目の前には驚いたAの顔(笑)
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「どうしたの？ビックリした」
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CM「“どうしたの？”じゃないでしょ」
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「え？」
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CM「あ〜ぁ。ヒドイ奥さんだな〜」
呆れたように呟いて、柔らかい唇にキスをした。
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CM「おはよう、A」
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「何それ(笑)…おはようチャンミン♪」
楽しそうに笑って、僕を見つめてくれた。
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やっぱり。
僕の腕の中で笑うAが、一番綺麗だ。
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Aloha(プロフ) - 初めからすべて読ませていただきました。凄く面白くてあっという間に読んでしまいました。 (2018年12月29日 10時) (
レス) id: d179b7f5fa (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - あー、なんだか無性にまた読みたくなって、第１話から読んできました(^.^)色々あった〜(^^;でも、幸せで良かった。いいお話しでした〜。これからも続いて欲しいなぁ(^-^) (2018年8月17日 6時) (レス) id: 481e06b906 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - あー、ほっこり！更新、とっても嬉しいです！ (2018年7月19日 17時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - 更新ありがとうございました〜！お待ちしておりました！ご馳走様でした！また宜しくお願いします〜！ (2018年7月19日 16時) (レス) id: 0590c96958 (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 未波さん、ありがとうございます。喧嘩しても、何してても？この二人の雰囲気大好きです。ﾁｬﾝﾐﾝの照れたような笑顔が目に浮かぶ( 〃▽〃) (2018年7月19日 16時) (レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未波
| 作成日時：2018年3月24日 15時
