＊episode3-3＊ ページ11
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「....ごめんなさい」
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CM「ん？」
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「ただのヤキモチ。・・・ごめん」
Aの体の力が抜けて、もぞもぞ動いたかと思うと、向かい合わせの体勢で気まずそうな目が僕を見つめた。
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「違うって分かってたけど、あのメモ見たらイライラしちゃって...」
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CM「なんで？あんなメモ、社交辞令みたいなものなのに」
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「だけど......」
急に黙って俯いた。
同時に、ゆっくりと僕の背中にまわる細い腕の感触。
…瞬間、体中を優しい温もりが包んでいく。
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CM「どうしたの？言ってみて」
そっと頭を撫でると大きな瞳が僕を見る。
この瞳に見つめられると、僕はいまだに自分をコントロールできなくなるんだ。
だから必死に平静を装う。
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「チャンミンはいつも色んな人に出会うから、たまに不安になるの。・・・誰かに取られたらどうしようって....」
恥ずかしそうに言う声が僕の心の奥をギュっと掴む。
いつだってAは簡単に僕の理性を奪っていくんだ。
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CM「相変わらずバカだなぁ(笑)そんなことあるわけないでしょ」
僕の本音でAが安心できるなら、何度だって言ってあげる。
だから不安になんてならないで。
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「ねぇ。チャンミンは私だけを愛してくれなきゃ嫌だからね。私だけのチャンミンだから」
いきなり真っすぐ目を見てそんな事言うから、僕の心がまたAに掴まれる。
本当に....どこまで手に入れれば気が済むのかな(笑)
可愛すぎて嫌になる。
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CM「そんな分かり切ったこと言わなくても分かるよね？」
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「・・・うん。そうだよね(笑)」
こんな風にヤキモチ妬いて拗ねるトコも。
ケーキ１つで機嫌良くなるトコも。
照れたように笑う顔も。
僕だけに向けられた瞳も。
声も、髪も、空気も。
どうしてAって、何もかもが、こんなに僕好みなんだろう。
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「怒ってごめんなさい。反省します(-"-)」
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CM「お願いします(笑)Aは怒ると怖いんだから」
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「えぇ？！」
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CM「じゃあお詫びに、今日はいいよね？♪」
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「何が？」
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CM「早く！ベッド行くよ！！」
これ以上抑えきれなくて。
Aを抱き上げて寝室に向かう。
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「も〜(-"-)」
そんな顔したって無理。
僕をこんな気持ちにさせるAが悪い。
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僕の奥さんは怒ると怖い。
だけど、、、、、
めちゃくちゃ可愛い。
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Aloha(プロフ) - 初めからすべて読ませていただきました。凄く面白くてあっという間に読んでしまいました。 (2018年12月29日 10時) (
レス) id: d179b7f5fa (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - あー、なんだか無性にまた読みたくなって、第１話から読んできました(^.^)色々あった〜(^^;でも、幸せで良かった。いいお話しでした〜。これからも続いて欲しいなぁ(^-^) (2018年8月17日 6時) (レス) id: 481e06b906 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - あー、ほっこり！更新、とっても嬉しいです！ (2018年7月19日 17時) (レス) id: 72bf88ec29 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - 更新ありがとうございました〜！お待ちしておりました！ご馳走様でした！また宜しくお願いします〜！ (2018年7月19日 16時) (レス) id: 0590c96958 (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - 未波さん、ありがとうございます。喧嘩しても、何してても？この二人の雰囲気大好きです。ﾁｬﾝﾐﾝの照れたような笑顔が目に浮かぶ( 〃▽〃) (2018年7月19日 16時) (レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未波
| 作成日時：2018年3月24日 15時
