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空がオレンジ色に変わり始めたころ、ようやく避難所になっている学校へと辿り着いた。
「 あれ .... 。」
指された方へと顔を向けると、そこには吾妻さんのバイクがとまっていた。
本「 行こう。」
本郷さんに続き、私たちは歩き出す。
吾妻さんは確実にここに来ている。
でもなんで帰ってこない .... ？？？
考えれば考えるほど、不安が募っていく。
一旦考えるのをやめ、学校の中へと足を進めた。
恐る恐る暗闇の中を歩くが、誰ともすれ違うことはなかった。
佳「 ここ、本当に避難所なんですか？」
甲「 まずいってこれ ... なんで誰もいないんだよ、！！」
本「 とりあえず奴らはいないようなのでここに居てください。我々で校内の様子を見てきますから。」
そう言って本郷さんたちは部屋を出ていった。
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作者名：みゆ | 作成日時：2021年3月21日 17時
