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・
「……じゃあ、後は2人で」
つま先を返したら、今度こそエレベーターへ向かう
なんか、
全部、バカらしくて。
友「待てよA！話はまだ、」
『せんぱぁい、逃げるんですかぁ(笑)？』
違うわよ、自分からいなくなるだけ。
バカが移るから。
チーン
閉まるエレベーターの隙間から見える
間抜け面と、間抜け面
「お疲れ様でした」
社会人らしく、丁寧に頭を下げてる間に
2人とも見えなくなった。
アタシは、逃げた訳じゃない。
話す事も無いって、自己判断しただけ。
だから、逃げてなんか、ない。
・
・
ガチャッ
サ「あ、A。おっかえりー♪」
「……」
まずは寝室に一直線
スーツはハンガーに、シャツは専用の籠の中
部屋着はワンピース
サ「A？」
手を洗って、うがいも忘れないで
そうそう、買ってきたジュースも冷蔵庫に入れないと
サ「おーい、Aってば」
今夜の晩ご飯何にしよう、もういいや何でも
サ「A、こっち見て」
「あ、」
後ろから掴まれた肩がひっくり返ったら、
ポフッ、と
身体はもうサクマの腕の中で。
「離し、て」
サ「ダメ」
胸を押してみても、小柄なクセにサクマは全然動かなくて、
むしろ、もっと強く抱きしめられるだけで。
「何で」
サ「朝、言ったじゃん。
『サクマは全部知ってるよ』って。
Aがムリしてイヤなことため込むのも、
そうやって、心がイタイイタイって泣いてるのも
全部、知ってるから。
だから、サクマはAのところに来たんだもん。
だからね、
俺に、全部教えて。
何が、あったとか
なんでそんなに、泣きそうな顔してるの、とか」
「ちが、……」
サ「全部、教えて」
その一言で、
我慢してた涙が「もういいよ」って言われた気がして。
「サクマぁ、……ッ」
崩れ落ちるように小さな胸にしがみついた。
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さくまり(プロフ) - はなさん» 買いましたよー！およ？kjarsさんとは同じ姫、別の姫…？難しい(-""-;)でもそう思っていただけて光栄です！私も雑誌を読みながら変に恥ずかしいというか。勝手にドキドキしてました(笑)でもこれからも、小説のキミサクを愛していただければ嬉しいです！ (2020年9月23日 1時) (
レス) id: fd6b65100e (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - さくまりさん» わわわわざわざ購入してくださったんですね…！ありがとうございます！そうなんです、お話とは違う箇所もありますがお家で待ってる佐久間くんのシチュ、セリフと写真を見た瞬間このお話のこととしか思えなくなってしまって笑！これからは雑誌片手にお話を読みます！笑 (2020年9月22日 6時) (レス) id: 55f2f63f60 (このIDを非表示/違反報告)
さくまり(プロフ) - kjars8888888さん» コメント貰ってからさっそく買いました！ちょっとくらいは似てるかな？って自惚れてみたくもなりますよね(笑)ちなみに、キミサクのソファはもう少し広い予定です(笑)でも、ごろごろ転がってるサクマや「お帰りー、お疲れぇ！」は一緒なので、ぜひ抱き合わせで楽しんで！ (2020年9月22日 0時) (レス) id: 9bcf79dd74 (このIDを非表示/違反報告)
kjars8888888(プロフ) - さくまりさん！！昨日発売されたnon-noの佐久間くんのページ見ましたか？！”キミとサクマの〜”が実写化されていて目ん玉飛び出ました！！（笑）non-noの編集者にさくまりさんの読者がいるのではないかと思ってます…さくまりさんに早く報告したくて…！笑 (2020年9月20日 15時) (レス) id: 55f2f63f60 (このIDを非表示/違反報告)
さくまり(プロフ) - あやかぽん。さん» 鼻詰まりました(笑)？ティッシュ、ティッシュ……(違う)でもそんなに泣いていただけるとは作者冥利に尽きます。ありがとうございます。いつでも読み返してキミサクのサクマに癒されてください。続編もゆるゆると書いているので、そちらもよかったらお願いします♪ (2020年9月8日 22時) (レス) id: 9bcf79dd74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくまり
| 作成日時：2020年6月27日 4時
