番外編��-1 ページ1
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「あーきらーめてしまう事は,自分を 裏切ること目を閉ーじず立ち向かえ」
隆二「そのフレーズすき？」
「大好き」
新曲のカップリングとして収録されるT.T.T.のレコーディング終わり、ボーカル三人で来た焼肉店でのこと。
目の前に座るAが先ほどからずっと自分のパートである2番のBメロを繰り返し歌っている。
広臣「Aって結構強めの言葉好きだよね」
「言われるのはあんまですけど、言うのは好きです」
広臣「サドいな〜」
隆二「ステージ上ではSだもんな」
「そうですか？」
隆二「そうだよ笑 必死に叫んでカオ真っ赤にしてる子指差して“もっと声出せるよね？”って生声で囁くのお前くらい」
「あー、そうですねぇ。ATSUSHIさんに見つかったら怒られそう」
広臣「あれは一緒にステージ立つ人しか知らないやーつ」
隆二「俺も今度やってみようかな」
広臣「隆二もSだから打つかる打つかる」
隆二「そこで鎮めるのが臣の役目♡」
広臣「むり、俺も基本Sだから」
「三代目のLIVE来る人はドMですね」
私達のために一生懸命なファン見るともっと興奮させてあげたくなっちゃうんですよね〜、大丈夫です、ミディアムでは思う存分優しくするんで。
と真顔で言いながトングでジュージューと生肉を鉄板に押し付けるA。
恐るべしドS女と思うのは俺だけだろうか。
「牛タン牛タン」
広臣「もっかい頼む？」
「3人前行きましょう」
さん！と真顔でスリーピースを作る。
Aは牛タンが相当お気に入りらしい。
隆二「壺漬けカルビも食べたいんだよね〜」
「何人前行きます？」
隆二「どんくらい食える？」
「私いくらでもいけます」
隆二「俺もだー、よし 5いこう、5」
広臣「待って。」
5人前はナイ、とコールを押そうとした手を臣に止められた。
隆二「大丈夫、俺ら食うし！」
「登坂さんの分も私が焼きますんで」
隆二「あ、臣もしかしてカルビだけじゃなくて他の食べたい？」
「んー、じゃあミスジとハラミ2人前ずつにしましょ。牛タンとカルビは3人前ずつ」
広臣「合計10人前になったぞ、お前らそんなに食えんのかよ まだこんなに残ってんのに」
テーブルの上にはまだ空いてないお皿が3枚ほど並べられている。
んー、んー、
「「余裕！」」
Aと息がぴったり合った。
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作者名：とまと野郎
| 作成日時：2015年1月29日 16時
