《六話》 ページ6
「ただいまーっする！！」
「ただいま」
『お邪魔します』
「あら？女の子？？」
わあ、松代さんも変わらないな…
「あ、松代さん。お久しぶりです。Aです」
私は笑顔で言った。
松代さんは目を見開き、そして笑顔で
「やだ、久しぶり！元気にしてた？大人っぽい雰囲気は変わらないままね〜」
と言った。
大人っぽいと言われたのが素直に嬉しい。
続けて、松代さんは叫んだ。
「ニート達！Aちゃんが来たわよ〜！」
…ニート？
パッと一松くんと十四松くんを見ると、気まずそうに目を逸らせれた。
なるほど。
私が就職している事について一松くんが変なコメントをしたのに納得した。
その間に階段の上からドダドタと騒がしい音が聞こえてきた。
「っはあぁーーー！？Aちゃん！？」
「A！？Aが帰って来たのか！？」
声と共に転げ落ちるように下りてきたのは…カラ松くんとトド松くんかな。
しかし、急ぎすぎたため、カラ松くんは手鏡を落としてしまったようだ。
「Oh…my mirror…」
カラ松くんの手鏡は、「カシャーン」と音を立てて割れ、周りに手鏡の破片が飛び散った。
私は素早く、玄関にあった塵取と小箒を手にして破片を回収し、
『松代さん、掃除機借りますね』
と言って細かい破片も片付けた。
私が破片の始末をしている間に、
「うっわぁ、やっちゃったねカラ松兄さん」
「ﾁｯ、クソ松が」
という声が聞こえたので、
「そんなにカラ松くんを責めないであげて。誰だってミスはしちゃうでしょう。ね？」
と声をかけた。
すると、
「「ごめんなさい…」」
と、ぴったり二人一緒に謝ったので、くすりと笑ってしまった。
「ごめんなさいね、Aちゃん。いらっしゃったばっかりなのに迷惑かけちゃって…」
『大丈夫ですよ。誰も怪我しなくて良かったです！』
「そうね。本当にありがとう。とりあえず、私は向こうにいるから何か用があったら声をかけてちょうだいね。これから気軽に遊びにきていいのよ」
松代さんは笑顔でそう言って、家の奥へ入って言った。
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まきろん - サクラさん、コメントありがとうございます！長らくお待たせして本当に申し訳ないです；；ゆっくりと更新を見守ってもらえたら嬉しいです(●´ω｀●) (2019年1月25日 21時) (
レス) id: b86734c95c (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます！ (2018年4月19日 11時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
まきろん - サクラさん» 返信遅くなりました、ごめんなさいm(. .)mありがとうございます！とても嬉しいです♪まだまだ何が起きるかわかりません！どきどきしながら楽しんでくれたらと思います。これからもこの作品をよろしくお願いします´｀* (2017年11月8日 15時) (レス) id: aed4f3ad06 (このIDを非表示/違反報告)
まきろん - すすさん» 返信遅くなってすみません;;コメントありがとうございます！そう言って頂けると更新の励みにます(*´艸｀*)亀更新ですがこれからもこの作品をよろしくお願いしますm(__)m (2017年11月8日 15時) (レス) id: aed4f3ad06 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます！チョロ松とくっついてほしい!! (2017年10月2日 20時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まきろん | 作成日時：2016年10月12日 18時
