《十八話》 ページ18
文字数の関係で変な所で切れます
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ピンポーン、という音が静かな部屋に響き渡る。
宅配便にしては遅すぎる時間だし、そもそも何かを頼んだ記憶がない。
残念ながら、外を見ることができるあの素晴らしい機械が家にはない。なのでドアに付いてる覗き穴を見に行こうと立ち上がる。
ていうか、半端なく煩い。ピンポン押しすぎでしょ絶対。隙間を開けることを許さないこの音に若干腹を立てながら、外を覗いた。
ドアの前に立っていたのは、おそ松くんだった。
成人男性がインターホンを連打している光景は、何というか異常であった。
『はい！Aですけど！ドア開けるんでピンポン壊さないでください！』
怒鳴るようにドア越しのおそ松くんに話しかける。
すると、おそ松くんは「にぱぁ」という効果音が似合いそうな顔をした。本当に成人男性か？
『どうしたの？もう暗いけど』
「いやいや夜はこれからだよぉ？引っ越したばっかなのに、一人ぼっちの夜を過ごすなんて寂しいかなぁと思ってわざわざお兄ちゃんが来てあげたってわけ。感謝しろよな〜」
ドアを開ける私の横をべらべら喋りながら通り抜け、まるで我が家のようにおそ松くんは寛ぎ始めた。ここは私の家なんですが。
「ってことで、今日はパーッといっちゃいましょ！Aの奢りで！』
おそ松くんの手の中には、二缶のビール。
ふぅ、とため息を吐いてから一言。
『そうだね、丁度いいタイミングだったし…呑んじゃおうか！おそ松くんの奢りで！』
一杯だけなら大丈夫でしょ…と思って、私も座布団に座った。おそ松くんの奢り、と言ったところで「え？」って顔が見えたけど気にしない。
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まきろん - サクラさん、コメントありがとうございます！長らくお待たせして本当に申し訳ないです；；ゆっくりと更新を見守ってもらえたら嬉しいです(●´ω｀●) (2019年1月25日 21時) (
レス) id: b86734c95c (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます！ (2018年4月19日 11時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
まきろん - サクラさん» 返信遅くなりました、ごめんなさいm(. .)mありがとうございます！とても嬉しいです♪まだまだ何が起きるかわかりません！どきどきしながら楽しんでくれたらと思います。これからもこの作品をよろしくお願いします´｀* (2017年11月8日 15時) (レス) id: aed4f3ad06 (このIDを非表示/違反報告)
まきろん - すすさん» 返信遅くなってすみません;;コメントありがとうございます！そう言って頂けると更新の励みにます(*´艸｀*)亀更新ですがこれからもこの作品をよろしくお願いしますm(__)m (2017年11月8日 15時) (レス) id: aed4f3ad06 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます！チョロ松とくっついてほしい!! (2017年10月2日 20時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まきろん | 作成日時：2016年10月12日 18時
