STORY３９ ページ41
あ「ごめんね、北斗…」
北斗にはそれだけで通じる
いままで、それくらい仲が良くて
いい親友だったから
顔を上げると、北斗は笑っていたけど、
やっぱり悲しそうで、傷ついた顔してた
私は、目の前にいる人をこんなにも傷つけたんだって思うと
涙が止まらない
ようやく涙が止まって北斗を見ると、今度はちゃんといつもみたいに笑ってて。
あ、北斗とはやり直せるって思った
親友として
よく、男女間の友情は成立しないって言うけど、北斗は大丈夫だなって
・
北「このまま、とりあえず俺んちいよ？」
学校戻るにしても、中途半端な時間
北「A、寝るー？
泣き疲れた顔してるけど」
そう言って、北斗はベッドを空けてくれた
その言葉に甘えて、布団にもぐりこむ
と、
北「ねえ、やっぱさ
彼氏期限、今日まででいい？」
え、
あ「親友に戻っ… 北「だーかーら、
俺は明日から、Aの親友！
最後の悪あがきぐらい許してよ」
俺、こう見えても未練たらったらなんだよって溜息つきながら笑う
なんか、ちょっと拍子抜け…。
まあ、だけど。
あ「んー…いいよ」
北「さんきゅ」
言うが早いか、北斗はベッドの中に滑り込んだ
あ「えっ！！！」
北「何」
北斗が不貞腐れたように言う
あ「いや…」
北「普通、カレカノってこういうもんでしょ」
あ「どういうもんだっつの」
北「ベッドの中でいちゃいちゃしたり、キスしたり？」
あ「・・・変態」
北「年頃の男子、みんなこんなもん」
北斗は悪びれずにさわやかな笑顔
あ「負けました」
北「よろしい」
にやって笑って腰に腕を巻き付けてくる
あ「ふぁいっ？」
北「なにその声」
北斗、爆笑しないで、恥ずかしいから
北「まあ、いいか、可愛いし」
でもこの体勢…
私の不安を察したのか、北斗は困ったようにまた微笑んだ
北「大丈夫、俺もさすがにちゅーまでしかしない」
あ「ちゅーすんのかいっ」
北「あ、止められなかった時の責任は取らないから」
あ「え…」
北斗の笑み、怖すぎ
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まきな(プロフ) - コメント失礼します！-BUTLERS-5のパスワードはどうすれば教えていただけるでしょうか？ (2017年8月15日 2時) (
レス) id: 6170f65955 (このIDを非表示/違反報告)
ハナル(プロフ) - 執事ですからを読まさせていただき、とっても素敵なものを書かれる方だなとこちらも読まさせていただきました！引き込まれて、一気に読んでしまいました。こちらももし、続編が出られるのであれば楽しみにしています♪他の作品も楽しみにしいます♪ (2015年3月17日 2時) (レス) id: 20cbcae3ef (このIDを非表示/違反報告)
すぷりんぐ(プロフ) - 続編楽しみにしてます♪♪ (2014年12月6日 2時) (レス) id: 91f8423b81 (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 泣いちゃいました( ´O` )他の作品も頑張って下さい！ (2014年9月11日 21時) (レス) id: 2142cb5590 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃやま - すっごく面白いです！！他の小説も頑張って下さい♪ (2014年1月27日 23時) (レス) id: d82a3c1e5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年7月12日 16時
