STORY１９ ページ20
☆ジェシーside
ジェ「いま、うんって言った？」
ちょっと期待を込めてそう聞くと、Aはあからさまに焦った顔をした
焦った顔も悪くない…ってドSか俺は。
でも、
あ「あの、だから、これは口が滑って」
ジェ「へえ」
焦ったAも見ものなので、しばらくそのままにしてみる
あ「なんか今日、いろいろおかしくない？私ら」
ジェ「何、照れ隠し？」
あ「違います」
ジェ「嘘つかないのー」
そう言ってAの肩に腕を回す
びっくりしたのか、Aが俺を見上げる
・
やば、この状態の上目はちょっと。
さすがに、これは、いろいろ、、、崩壊寸前
１人、必死に自制しながら
Aから目を逸らせるようにドアの方を向くと
コンコン
ジェ「っ！！！」
北斗が食器を持ったまま、ドアの横に寄りかかっていた
北「いちゃいちゃするなら二人の時にしてもらえません？」
様子を見ると、今さっきここに来たわけじゃなく
しばらくそこにいて俺が振り向いたから扉の縁を叩いたみたい
ジェ「お前、いつから…？」
北「いつだろうね」
まあ、って食器を置いて北斗は振り向いた
北「少なくともジェシーが自分で勝手にSっぽい感じになったのに
途中で自制がきかなくなってんのが分かるくらいには」
ジェ「おま、ひでーよ…」
自覚して間もない人間にそれは…って言うと、
北斗に言われたことを肯定するみたいで嫌だったから小さく口で呟いた
あ「ほらー…ジェシーのせいで北斗に変なこと言われちゃったじゃん」
ジェ「ああ…っと、ごめんごめん」
あ「てか、何？自覚って」
ジェ「なんでもない」
あ「意味分かんない」
・・・俺、今日寝れるかな
また、取り戻してしまった
あの時、捨てたって思ってた気持ち
ずっと近くにいるからこそ
好きになっちゃいけないってやっぱりどっかで思ってたんだと思う
今更ながら、少し後悔
バタン
北斗が出て行って扉が閉まった
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まきな(プロフ) - コメント失礼します！-BUTLERS-5のパスワードはどうすれば教えていただけるでしょうか？ (2017年8月15日 2時) (
レス) id: 6170f65955 (このIDを非表示/違反報告)
ハナル(プロフ) - 執事ですからを読まさせていただき、とっても素敵なものを書かれる方だなとこちらも読まさせていただきました！引き込まれて、一気に読んでしまいました。こちらももし、続編が出られるのであれば楽しみにしています♪他の作品も楽しみにしいます♪ (2015年3月17日 2時) (レス) id: 20cbcae3ef (このIDを非表示/違反報告)
すぷりんぐ(プロフ) - 続編楽しみにしてます♪♪ (2014年12月6日 2時) (レス) id: 91f8423b81 (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 泣いちゃいました( ´O` )他の作品も頑張って下さい！ (2014年9月11日 21時) (レス) id: 2142cb5590 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃやま - すっごく面白いです！！他の小説も頑張って下さい♪ (2014年1月27日 23時) (レス) id: d82a3c1e5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さやえんどうlove | 作成日時：2013年7月12日 16時
