83話:相談 ページ10
「えっ！？また告白受けたん！？」
『え、えと……うん』
風呂上がりを見計らってか、支度を手伝ってくれたお茶子ちゃんが廊下で待ち構えていた
真剣に服を選んでいた様子から、デートか何かと推測したらしい。にやにやと笑みを浮かべ全てを見透かしたような顔を見て、友人には適わないなとも感じた
「うーんなるほどなぁ。最近かまどベーカリーの子と連絡とってるってのは知ってたけど……ほぇーモテるなぁ」
勿論、鬼殺隊については伏せてある。いつか話す時は来るだろうが、少なくともクラスメイトには……まだ、言わない方がいい
「文化祭の時もデクくんから告白されたんやろ？？」
『え、あ、うん……でも、お茶子ちゃんは……』
お茶子ちゃんが出久くんの事が好きだというのは何となく察していた。ほんのり甘い匂いがしてたし……
正直心境は複雑で、次の言葉が思い浮かばなかった。それが顔に表れていたのだろう
「ん？あぁー！もしかして私の事気にしとるん？？まぁ確かに……デクくんは良い人やよ。すっごくね！惹かれる部分もあった！
でもな、友達の幸せは私の幸せなんやよ！デクくんもAちゃんも大好きなんや！」
『え……？』
けど、返ってきた言葉はあまりにも予想外だった
「だからね、2人が結ばれるんなら私は盛大に祝福するし！恋のライバルの前に私はAちゃんの親友！だから、お互い頑張ろうなってことで！」
『！』
すっ、と拳を突き出し曇りひとつ無い笑顔を見せる彼女。個性を使わなくても分かる。これは、お茶子ちゃんの本心だ
「負けへんよ〜！でも悩み事あったら相談してな！」
『お茶子ちゃん……！』
私も右手で拳を作り、コツンと合わせた
『お茶子ちゃん！！大好き！！！』
「えへへ〜！私も！！！」
＿「あー！みやびにうららかだー！」
＿「なになにー？何の話ー？？もしかして恋バナ！？！？」
今回ばかりは、葉隠ちゃんの名推理に乾杯。分かりやすく肩を跳ねさせ、しどろもどろになる私達に色々気づいたようだ
「おおっ！？もしやこれは……！」
「え、えと……」
私もお茶子ちゃんも嘘をつくのがど下手。チラリとこちらに視線を送る彼女に、私も誤魔化しきれないなと感じた
『え、えー……実はね』
「うんうん！」
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チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - hさん» わぁ嬉しいです(●´▽`●)なるべく早めに更新できるよう頑張りますね！ (2020年5月17日 23時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - なのはさん» 落ちですか〜！実は、この小説を作った当初から既に落ちは自分の中で決まっております(●´▽`●)ご期待に添えるかどうかは分かりませんが、最後までご愛読頂けると嬉しいです！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます！！モチベによって更新速度が変わっちゃいますが、なるべく早めの更新を目標に頑張っていきます！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - こんなに続きが楽しみな作品初めてです！これからも楽しみにしています！ (2020年5月17日 1時) (レス) id: 0e4226bf7e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！もしできれば、オチは炭治郎でほしです！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2020年3月4日 18時
