106話:顔合わせ ページ33
「あの人達、Aちゃんの知り合いなん？」
「お、この前正門で雅呼んでた…」
炭治郎達と面識のあるメンバーが口々に呟く。嬉しさ半分驚き半分で、脳内が未だに整理できてないが…1人困惑中の私を置いて相澤先生は更に続ける
「お前らは知らないだろうが……近年増加する特定敵の討伐に赴く"鬼殺隊"の存在を紹介しようと思ってな」
「鬼殺隊？？初めて聞いた……」
「あまり表沙汰に報道しねぇからな。プロヒーローの中でも知る者は限られている……じゃ、後は頼むよ」
「はいっ！！！」
後は炭治郎達にバトンタッチ…というか丸投げし後方に下がっていく。張り切ったような返事をしたのは、まぁ言わずもがな炭治郎である
「雄英生の皆さん初めまして！鬼殺隊の竈門炭治郎と言います！本日は宜しくお願い致します！！」
「すげぇ……爽やか好青年って感じ」
「！ねぇねぇ竈門って……かまどベーカリーの？？」
『え、うん。そうだよ』
「じゃあさじゃあさ！みやびに告はﾓｺﾞｯ」
『それ以上はストップ！！！』
色々とカミングアウトされる前に芦戸ちゃんの口を両手で塞いだ。こんな大勢の前で暴露されてはまずい
「っつーか、アイツらが着てる服……雅のコスチュームと似てね？？」
「ホンマや！そっくり！！」
『………うん、まぁね』
急に核心をつかれ鼓動が速くなった。上手い言い訳が見つからず視線を泳がせば、相澤先生とバッチリ目が合う。アイコンタクトで助けを求めるが全く効果の無い……それどころか目で催促された
……あ、これはもう逃げ場無いですね
『んー………こんな形では言いたくなかったんだけど』
タイミングが良くないというか、もう少し様子を見てからの方が好ましかったけど…この際仕方がない
『似てるっていうか……これも隊服がモチーフっていうか……』
「隊服？？」
『も、元々私も鬼殺隊員なんだよね。今更言うけど……』
「へ、…………
ええええうっそ！？Aちゃんが！？！？あの！？」
「え！？で、でも中学の時からそんな話ひとつも…！？」
『最近思い出したんだけど……あの〜ちょっと複雑でね。全部説明してたらこの授業潰れちゃうから、取り敢えず後で！』
当たり障りのない回答で躱し、その場を離れるように炭治郎達の元へ駆け寄った
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チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - hさん» わぁ嬉しいです(●´▽`●)なるべく早めに更新できるよう頑張りますね！ (2020年5月17日 23時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - なのはさん» 落ちですか〜！実は、この小説を作った当初から既に落ちは自分の中で決まっております(●´▽`●)ご期待に添えるかどうかは分かりませんが、最後までご愛読頂けると嬉しいです！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます！！モチベによって更新速度が変わっちゃいますが、なるべく早めの更新を目標に頑張っていきます！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - こんなに続きが楽しみな作品初めてです！これからも楽しみにしています！ (2020年5月17日 1時) (レス) id: 0e4226bf7e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！もしできれば、オチは炭治郎でほしです！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2020年3月4日 18時
