77話:お誘い ページ4
「では1番手上鳴ー！歌います！！」
「やれやれ〜！！！」
「ヒューヒュー！！」
今日は休日。文化祭お疲れ様ということで、共有スペースに集まり皆でお菓子パーティーの真っ最中である
「Aちゃんジュースいる？何が欲しい？」
『あ、じゃあ抹茶オレ！』
「？緑谷くんは雅くんのことを名前で呼んでいたのか？」
率直な質問にピシッと2人揃って固まる。特に出久くんは耳まで真っ赤に染まっていた
「……みやびー！？」
「もしかしてー！？」
少し間が空いて、芦戸ちゃんと葉隠ちゃんが目を輝かせこちらに駆け寄ってきた。無論抹茶オレを飲みながら視線を逸らしたが
「こらこらー！？教えてよー！！」
「そうなんでしょ！？やっぱりそうなんでしょー！？！？」
『い、いやっ違う…！』
向こうでは出久くんが質問攻めになっているし……ここは上手いこと誤魔化さねばと言い訳をあれこれ考える
＿ピロリン♪
『！竈門くんからだ。出てくるね』
「あー！ちょっとー！！」
ナイスタイミング。スマホを取り出し逃げるように共有スペースから抜け出す。出久くん、後は何とかしてくれ
・
『もしもし、竈門くん？』
＿「A！ごめんな遅くなって！文化祭お疲れ様！」
『いいよ！竈門くんも学園祭お疲れ様！』
動画見たぞー凄かったな！と褒められ、照れくさくなった。竈門くんの方はカメラの調子が悪かったのか、ライブが終わった頃には煙をふいて壊れていたらしい
＿「A、明日何か用事が入ってるか？」
『明日？いや特には』
＿「よかった！じゃあ夕方頃に迎えに行く！一緒に来て欲しいところがあるんだ！」
夕方か。なら相澤先生に外出許可を取りに行かなきゃ
『分かった明日ね！楽しみにしてる！』
・
翌日、待ち合わせ時刻は夕方なのに朝から鼻歌交じりに準備を始めた
『こっちかな、いやでもこっちの方が……』
竈門くん具体的な行き先伝えてくれなかったから。寒いかな、何か羽織るもの着ていこうかな、と一人鏡の前で服のコーディネートを決める
「Aちゃん！私ー！」
控えめのノックの後、可愛らしい声が聞こえた。きっとお茶子ちゃんだ。部屋の鍵を開け中に入れる
「Aちゃんお出掛けするんやろ？髪の毛とか変えてみたらどうかな？」
『そうだね！編み込みとかやってみようかなー』
「それやったら私やるよ！」
椅子に座り結った髪をとく。お茶子ちゃんが器用に編み込んでいった
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チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - hさん» わぁ嬉しいです(●´▽`●)なるべく早めに更新できるよう頑張りますね！ (2020年5月17日 23時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - なのはさん» 落ちですか〜！実は、この小説を作った当初から既に落ちは自分の中で決まっております(●´▽`●)ご期待に添えるかどうかは分かりませんが、最後までご愛読頂けると嬉しいです！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます！！モチベによって更新速度が変わっちゃいますが、なるべく早めの更新を目標に頑張っていきます！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - こんなに続きが楽しみな作品初めてです！これからも楽しみにしています！ (2020年5月17日 1時) (レス) id: 0e4226bf7e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！もしできれば、オチは炭治郎でほしです！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2020年3月4日 18時
