98話:お願い ページ25
(三人称視点)
ー・ー・ー
翌日、雄英高校の校長室に訪れたキメツ学園校長の産屋敷耀哉とあまね。根津校長と彼女の担任の相澤も加わり、向かい合って座る
「この度は我が雄英高校に足を運んで下さり、ありがとうございます」
「お気になさらず。手厚い歓迎、感謝致します」
何となく不思議な声色に、相澤は密かに眉を寄せた。キメツ学園校長でもあり鬼殺隊の長でもある目の前の人物をじっくりと眺め、会話に耳を傾ける
「成程、鬼と呼ばれる敵の出現には黒幕がいると」
「えぇ。鬼舞辻無惨という男です。奴の血を体内に取り込むことで鬼となる……より強い肉体を探しどこかを彷徨っている可能性もあります
ヒーロー名門校の雄英も、狙われないとは言いきれません。十分ご警戒を」
「ご忠告ありがとうございます。肝に銘じておきます」
互いに情報交換を終え、少し間が空いて徐ろに産屋敷が口を開き語り始めた
「……実は、本日はもう一つお願いがありまして……」
「なんでしょう？？」
「……雄英高校ヒーロー科に在学中の美夜日Aさんを、
是非とも、我がキメツ学園に編入させたいと考えております」
・
・
「……理由をお聞かせ願います」
産屋敷の唐突な発言に、相澤は眉をひそめ聞き返す
「……あなた方とは、今後も友好な関係を築いていきたい。ですが…私の子どもの身の安全がかかってくると、話は変わってきます」
「子ども……？」
「Aの事です。命をかけ鬼に立ち向かう勇敢な隊士達を、私はそう呼んでいます
現状、雄英高校は敵連合とやらに度重なる襲撃を受けています。特にあの子のクラスは……
キメツ学園には、私の優秀な子ども達が沢山いる。必ず安全だとは言いきれませんが……鬼殺隊の存在を公に晒していない分、敵に狙われる可能性は極めて低い」
彼の言い分は最もである。USJ事件から始まり、度々敵の襲撃に会う雄英高校の評判はガタ落ち。ある意味で注目を集めているが…今後、更なる敵も侵入を試みる場合も考えられるからだ
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チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - hさん» わぁ嬉しいです(●´▽`●)なるべく早めに更新できるよう頑張りますね！ (2020年5月17日 23時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - なのはさん» 落ちですか〜！実は、この小説を作った当初から既に落ちは自分の中で決まっております(●´▽`●)ご期待に添えるかどうかは分かりませんが、最後までご愛読頂けると嬉しいです！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - ももんがさん» ありがとうございます！！モチベによって更新速度が変わっちゃいますが、なるべく早めの更新を目標に頑張っていきます！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - こんなに続きが楽しみな作品初めてです！これからも楽しみにしています！ (2020年5月17日 1時) (レス) id: 0e4226bf7e (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！もしできれば、オチは炭治郎でほしです！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2020年3月4日 18時
