ep8 ページ8
A「はやく、帰ってきてよ加奈…」
まだ加奈は神宮寺さんのヘアセットで時間がかかっていて、それまで私は控え室で待機中だ
この空気が人見知りの私には辛いもので
しかも私の憧れの人のスタイリストのお手伝いなんて今の私には緊張で押しつぶされそうだ
永瀬「Aちゃん、さっきも言うたけど好きに呼んでいいから!俺のこと」
A「な、永瀬さん?」
永瀬「うんー、堅すぎやろ!笑」
A「…永瀬くん?」
永瀬「それでもいいけど、俺らタメやんな?笑
下の名前でもいいよ」
彼は多分、私が緊張しているのを察して楽に話しかけてきてくれてる
あーー、
A「でも、さすがに…笑」
永瀬「まだ最初やしな笑
いつか呼んでなー、期待しとるから!」
なにそれ!!!
プレッシャーじゃん!!
A「はは…」
岸「おいおい、Aちゃんが困ってんじゃん笑
しつこい男は嫌われるぞ!」
その会話を聞いていた岸さんが、永瀬さ…永瀬くんの肩に手を回して私と彼の間に入ってきた
永瀬「うっさいわ!ていうか、岸くん邪魔!笑」
岸「邪魔じゃないよなー?」
いやいや私に聞かないで!
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作者名:なのか | 作成日時:2019年1月13日 0時