ep25 ページ25
無事に岸くんのセットが終わったことを理恵さんに連絡する
A「お疲れさまです。無事にこっちは終わりました！」
理恵「あ、Aちゃん、ごめんね本当にありがとう。助かったわ」
A「なんでもおっしゃってください、わたし頑張ります！」
理恵「本当にありがとうね〜！Aちゃんがいると心強いわ！」
A「ありがとうございます！あの〜、それとですねさっきの話なんですけど…」
私が今いちばん聞きたかったことを聞く
A「理恵さんさっき電話で岸さんと仲良しって言ってたじゃないですか？それってどういう意味ですか？」
理恵「あーそのことね笑 だって、岸くんAちゃんのことすっごい褒めてたわよ？しかも呼び捨てで呼んでたし？ねえ、いつの間にそんな仲良くなったの笑」
A「ちょっと理恵さん！茶化さないでください笑
そういうんじゃないですからー！」
理恵「まあいいわ笑 おばちゃんこう言うの好きなのよねー！若いっていいわねー！」
なんだ、それ笑
はあ、ほんと理恵さんは…笑
しばらく理恵さんとは私のお母さんの話で盛り上がって、私の今後の仕事についてたくさん相談にのってもらった
忙しいのに、本当にいい人だ
今日の仕事はこれで終わり。
タクシーに乗り、いつもの見慣れた光景になって、鍵を探す
A「ん？あれ？鍵がない…」
家の鍵がないことに気づいた
カバンも服のポケットも探してみるけど
やっぱりどこにもない
確かカバンを開けたのはあの時、永瀬くんと一緒に居た時だ
たぶんそこから荷物だしたときに落ちた可能性がある
A「まだ空いてるよね…？」
時間はまだ19時30分
今日はいつもより早い時間に終わったから戻る余裕もあるし控え室も空いてるだろう
鍵がないと家にも帰れないし…
私は急いで事務所に戻った
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作者名：なのか | 作成日時：2019年1月13日 0時
