『あんスタ』白雪姫『男主』

無色な君 ページ23

「Valkyrieはわるくないよ。

それに、にーちゃんのこと僕らと同じ･･･いや、僕ら以上に大切に思ってる人達だから。


にーちゃんが大切に思ってるValkyrieを悪くいうことも。


正々堂々と僕なんかに全力で戦おうと示してくれたValkyrieにズルをすることを提案することも


僕からしたらゆるせない、それだけだ。」




はっきりと言った言葉


相変わらず色は見えないけど、彼は何も間違えてなかった


そして、師匠の大切な人達を尊敬していたし


自分が退学になりかけているのに、相手を認めていた


天「トモちゃん！」


「光！どうしたの！？」



天「にーちゃんは！にーちゃんはおれたちをすてたんだぜ！それは事実なんだぜ！」



あぁまた悲しそうな色。


それに悲しそうに眉を寄せた紫之創



しかし彼は違った


「今は許せなくても、いつかきっと光は許せる時が来るよ。

だから今回は僕に任せてくれないかな」


天「え？」


「にーちゃんにもどってきてほしいのは僕のワガママなんだ。
だから今回は僕に任せて。

にーちゃんが帰ってきたら思いっきり光の気持ち伝えていいから。

怒っていいから。ね！」


はい！この話おしまい！と席につく彼は宙から見ても素敵で



宙「！来てなのな！」


気が付くと思い切り手を引いて走り出していた





彼の手を引いて走りだす


途中で聞こえた予鈴のおとも


椚先生の怒る声も無視して走る。



向かう先は授業をサボっているであろう師匠の元に！


春「師匠ー！宙なのなー！」



夏「ン？何か用カナ？」



部室に付けばいつものように師匠いて宙に笑いかけてくれた


「師匠！宙は感動したのな！だから連れてきたのなー」



夏目「ハ？ってその子、渉兄さんﾉトコロの･･･？

って！そら！その子気絶してるヨ！！！？」

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