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Aside
あたたかい感触に手を包まれて
私は目を覚ました
「…A?」
『涼介………え?』
涼介の腕が私を優しく閉じ込めた
「…………守ってあげられなくて…ごめん」
こんな弱気になってる涼介、いつぶりかな…
『……私は絶対、涼介から離れて行かないからね』
この瞬間
私の心は決まっていた
私は…たとえ限りがあったとしても
涼介と一緒にいる道を選ぶよ
私は大人を信じない
信じられるのは涼介とそのおばあちゃんだけ
私が、もう自力では戻れないようなてところ踏み込んでしまった時
2人が迎えに来てくれた
抱きしめてくれた
私の居場所を作ってくれた
そんな私の大好きな人達に、恩返しがしたいんだ
ガラガラ___
中「失礼します。AAさん、決心はつきましたか?」
またその笑顔
「…A……コイツって……」
中「コイツはやめてくださいよ、山田涼介君」
涼介、中間さんの事知ってるの?
「…行こ」
手を引かれて中間さんの横を通り過ぎ部屋の外へ出る
重「おーっと…逃げるんか?笑」
小「ごめんやけど、こっからさきは行かせへんで?」
中「Aさん、ご決断をお願いします」
『私…は……』
口を開いた瞬間、涼介の手が口を封じた
「答えなくていいよ」
急に声が低くなると同時に
涼介が中間さんを睨みつけているような気がした
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萌(プロフ) - Chika02170217さん» ありがとうございます〜(*'ω'*)頑張りますね! (2019年12月14日 13時) (レス) id: da80cfc829 (このIDを非表示/違反報告)
Chika02170217(プロフ) - すごく面白いです 更新頑張ってください! (2019年12月7日 15時) (レス) id: bc6b2eccee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萌 | 作成日時:2019年10月17日 16時