【男主】君を求めて。【うらたぬき】

22. ページ25

そういえば、A変わったな。




高校生のときは誰とも喋らなかったのに





まぁ社会人ともなると変わるか…





卒業式の日、俺は反論するつもりだった。




最初は＜友達役＞のつもりだった。







でもどんどん…







う「お前を好きになっちゃったんだよ…」





あのとき断ってくれれば、、、





あのとき別れの言葉を言ってくれればここまで引きずらなくてすんだのに…





う「いや、これはAのせいじゃない…俺が勝手だからだ…」





俺はそっとAの頭を撫でた。





う「今でも…大好きだよ。Aは？







なんてね」




もう、Aには好きな人がいるだろう。





こんなに高身長で、イケメンなんだ




モテるだろうし…





(とりあえず仲良くなりたいなぁ)





そんなことを思いながら俺は眠りに落ちてしまった。

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