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「特級過呪怨霊、折本里香の祓い、か…無理でしょ、てかそんなのここにいるの?」

と指定された場所を見回して言う、そう、私が来ているのは夢の国、ディズニーランド

いやいや、こんな所で特級呪霊なんか出されたら大事どころじゃないんだけど

使い手を倒せばいいって言われたけど、なに、使い手呪詛師なの?

「もっと違う理由でここに来たかったわ…」

と言いながら呪霊を探す、傍から見たらぼっちTDL

TDLに来る特級呪霊の使い手とか大分呑気なのか大量殺人を企んでるかのどっちかじゃん

なんて思いながら取り敢えず歩いていると強い呪霊の気配がする

何処…え、駐車場?まぁ帳も下ろしやすいしいいや

急いで向かうとそこには四人の人影、近づきすぎて気づかれると行けないから帳が下せるギリギリの範囲で止まる

相手は特級呪霊使いとその仲間、気を抜いたら確実に死ぬ、大丈夫帳を下して中に入り苦無で刺して怯めてから三人の術を奪う、イメージトレーニングはばっちり

帳の条件は一つ、出入り禁止、今あの四人の周りには誰もいない、絶好のチャンスだ

「闇より出でて闇より黒くその穢れを禊ぎ祓え」

そう唱えるとその四人を囲むように帳が下りる、すぐに気づかれて外に出られそうになったが間一髪でなんとか捉えれた

「上手くいきますように、上手くいきますように」

と自分におまじないを掛けるように言いながら自分で下した帳に近づき苦無をしっかりと持つ

奇襲をかけて一人仕留める、数を減らしてから術奪い、領域展開は最終手段だ

「よし」

と高く飛んで苦無を構える、そのまま重力の力を借りて帳に空けた穴から入る

このまま誰かに当たるはずだからもう次の準備をしよう

「…与奪操術、奪!」

「なっ!」

と入ると苦無は当たるも手応えはない、その代わり奪った三つの内二つの術に既視感を覚える

「と…狗巻と、パンダ?」

「おいおい、何このふわふわボディに苦無刺しちゃってるの」
「A?」
「高菜?」
「え、だ、誰ですか…」

と一斉に私の方を向く三つのよく知った顔

ちょっと待ってどういうこと、なんで三人が特級呪霊と一緒に?

「許さないいぃぃい゛」

と中から暴れだす呪霊、これが特級の強さ

「駄目だ里香ちゃん!」

と目の前の知らない子が私の肩を掴んで言う、いや、私に行ってるというよりは私の中に居る特級呪霊に話しかけてる

「A、今すぐそいつ返した方が身の為だぞ」

「…一旦返す」

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作者名:天音 | 作成日時:2021年1月9日 19時

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