検索窓
今日:3 hit、昨日:11 hit、合計:2,303 hit

3:とても綺麗な ページ4

私は家に帰ってから彼の落とし物の手帳を見て、どんな曲なんだろうと興味が沸いてきた。

こんなにも心に響く歌詞を音に乗せて歌ってみたい、そう思った私は早速家にあるピアノで弾いてみることにした。

弾いてみると自分の思っていた以上に素晴らしい曲だと思った。

今までどんなに凄い曲を聞いてもこんなにも感動することはなかった。

ピアノを弾き終わったあと、鍵盤に滴がこぼれ落ちた。

私は気づかないうちに泣いていたんだと、思った。

今までの我慢してきたことが溢れ出してくる。

今まで感じなかった一人が寂しいという思いを感じた。

私は広い家に一人で住んでいる。

広い家といってもマンションの一部屋なのだが、自分一人だけだからとても広く感じる。

私の家は四人家族で私は三兄弟の真ん中だ。

上と下は二人とも男で女は私一人だけ女だ。

母と兄と弟と私の四人だけだが寂しいとは思わなかった。

父は私達が小さいときに事故に遭い帰らない人となった。

それからは母が支えてくれといたのだが、最近体調を崩し、入院することとなった。

母が入院中の間は、祖母が面倒をみてくれることになったのだがここから祖母の家までは遠いので私だけ残ることにした。

この場所からは離れたくなかった。

どんなに皆が私を避けようとこの川を見ると心が洗われるから。

4:心地よさ→←2:また会いたいと思ったんだ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:オリジナル , 自傷 , 死にたがり , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夜月 - コメント失礼します。凄く面白かったです。とても共感出来るところがあって、感動しました! (2019年3月21日 5時) (レス) id: 0c03e21e68 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:・ωツカサ・ | 作成日時:2018年12月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。