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合コン ページ17

Aside



するとその時、もう数人の内の1人の親友、華織がパタパタとやって来た。



華織「合コン行くわよ!!A!蒼依!」


「えぇっ?」



来て早々にそんなことを言うものだから、私は思わず変な声が出てしまった。



蒼依「あんた合コンはAに全員取られそうだから誘わないって言わなかった?」


華織「そのつもりだったけど人数足りないのよ!」



華織曰く、私は男ウケがいいから全員取られそう、って理由で今までは合コンに誘われなかったし興味も無かった。

まぁ、私は実際そこまで男ウケよくないし、全員取られそうは絶対ないだろうけど。



蒼依「つーかこの子さっきデートの約束したばっかだし」


華織「はっ?嘘でしょ!?あのAが!?」


「蒼依〜いらないこと言わないで〜。ていうかデートじゃないから」



ガクガクと肩を揺らして問い詰めてくる華織の後ろでニヤニヤする蒼依にそう言った。

そして「ただ飯食べられると思って!」と言われて、半強制的に合コンに行くことを取り付けられた。



華織「じゃああとでLINEするから絶対来てね!」



そう言って華織は去っていった。



「もう、行くって言ってないのに……」


蒼依「まあまあ、これを機に楓くんとか藤岡じゃない誰かと出会うかもよ?」



そう言われて、私は「んーぬ……」とまた変な声を出して机に突っ伏した。

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作者名:スガ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2021年3月17日 0時

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